今週から子供たちがいきなり成長したNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』。なかにはドラマ初挑戦の新人もいれば、多数のドラマや映画で活躍する若手実力派も。個性あふれる若者が顔をそろえた『ごちそうさん』は、仲よし3きょうだいのゆく末に注目だ!

「ふ久と私、性格がすごく似ているんです。自分が好きなことがあると、ほかのことには目もくれず、夢中になってしまう(笑)」

 そう話すのは、長女・西門ふ久役の松浦雅さん(18)。『ごちそうさん』は彼女にとって初のドラマとなるが、NGは少なく、“理数系女子”に成長したふ久が円周率を20ケタ以上読みあげるシーンは、完璧に暗記して臨んだという。16歳のとき、雑誌主催のオーディションに応募し、7千533人の頂点に立った彼女。そのステージでは、レディー・ガガの歌をエレキギターで弾き語りした。

「英語は発音が得意。きっと耳がいいんです。その特技を生かせるのが芸能の仕事だと思いました」

 長男・西門泰介を演じるのは、菅田将暉くん(20)。’09年『仮面ライダーW』に主演。数多くのドラマに出演し、映画『チョコリエッタ』も今夏公開予定だ。『ごちそうさん』に出ると聞いて、料理に期待を寄せていたが……。

「舞台が戦争の時代に入ったので、正直、せつない料理ばかり。でもおいしいんですよ(笑)。僕自身、実家が大阪なので白味噌の味噌汁を飲んだときは染みました。彼(泰介)はきょうだいを客観的に見ている部分がある。実際、僕自身も長男のせいか、泰介が弟の活男に大事なときにかける言葉にジーンとくることも」

「関西ジャニーズJr.がひとつの家族だとしたら、『ごちそうさん』という、もうひとつの家族ができたよう」とかわいらしい声で語るのは、次男の西門活男を演じる、関西ジャニーズJr.内のユニット「なにわ皇子」のメンバー・西畑大吾(17)くん。彼もドラマ初出演だ。

 坊主スタイルについては、昔、サッカーの元日本代表の小野伸二選手に憧れ坊主頭にした経験が。「でも、ジャニーズの衣装が似合わないので……」と悩みも。ドラマでは、め以子の血を受け継ぎ、料理が大好きな活男。

「ドラマに登場した料理でいちばん驚いたのがステーキ。収録が終わった後、食べさせてもらえたんですけど、こんなおいしいものがあるの!?ってくらい幸せな気持ちになりました(笑)」

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