1月29日、ロックバンド・黒夢が日本武道館でライブを開催。アンコールを含む全26曲を熱唱し、約8000人のファンを魅了した。

2月にメジャーデビュー20周年を迎える黒夢は、15年前の’99年同日に無期限活動停止を発表。’09年には一夜限りの復活&解散ライブを同日、同会場で行った。“1・29”という数字は彼らにとって因縁でもあり大切な日でもある。

ライブでは1月16日に亡くなった音楽プロデューサー・佐久間正英氏が手掛けたデビューシングル『for dear』を約18年ぶりに歌唱。ボーカルの清春(45)は「1月29日は僕らが解散して復活した日。もう僕らの1・29はお終わり。来月からは二人でゼロになります」と、最後の武道館公演であることを宣言。さらに3月26日(水)にリリースされるニューシングル『Reverb』も披露。「黒夢の幻想を追うのはやめます。すべて思いつき、自由です!これからもよろしく!」と今後の方向性を伝えた。

新旧を取り混ぜたベスト盤的ともいえる同公演は大盛況に幕を閉じた。なお、1月29日に発売されたアルバム『黒と影』は初日のデイリーランキングで4位を記録している。

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