「絶世の美女役ですね」と声をかけると、「それを言われるとどうしていいかわからないんですが……」と照れくさそうに答えてくれたのは、大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK)で戦国武将の荒木村重の妻・だしを演じる桐谷美玲(24)。幽閉された黒田官兵衛の心の支えとなる“絶世の美女”という役だ。

「大河ドラマは憧れの場所。出演できることに驚いています。家族もすごく喜んでいて。特に父は黒田官兵衛がもともと好きなので、娘がそのテーマの大河に出ることに興奮してます(笑)」(桐谷・以下同)

 時代劇初出演の彼女には、こんな苦労している部分も。

「着物を着て歩く演技はやったことがなかったのですが、ふだんどおり歩くのではだめで、すり足気味で歩く、とか。立つ、座る、物を出す、という基本動作を一から習いました。優雅に見せなければならないので、ちょっとした動きにも気を配っています」

 今年3月29日公開の映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』にも出演。医療ジャーナリスト役で、専門用語ばかりのせりふに四苦八苦したという。女優として多忙を極めるなかで気分転換はどうしているのか。

「料理ですね。食べるのが好きなので、つくるのも好き。まだレパートリーが少ないのでいろいろつくりたいです」

 スレンダーな体からは意外な答え。それでは気になる、美の秘訣は?

「運動はあまりしませんが、行けるときにはジムで筋トレを。あとは保湿!化粧水を何回も何回も押し込んだり、コットンパックをしたり。保湿効果の高いクリームも塗っていますね」

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