「テレビや新聞は彼女に対して否定的な意見が大勢を占めていますが、会見を見た世間の人たちからは同情の声も多く聞かれました。小保方さんは逃げることなく、300人の報道陣を前に155分間の会見を行った。そのことが評価されたようです。『STAP細胞が存在していてほしい!』という期待感も支持を後押ししているのだと思います」(フリーライター)

4月9日、大阪市内で行われた小保方晴子さん(30)の“反論”会見は、各所で賛否両論を巻き起こした。そこで、女性自身では主婦読者100人に緊急アンケートを実施。30~60代の各世代から25人ずつを対象に「小保方晴子さんを支持しますか? しませんか?」という質問と、理由について答えてもらった。

結果は、批判の声だらけだった会見前とは打って変わって、実に半数近くの44人が「支持する」派に回っていた。「彼女を信じる」というさまざまなエールが続々と寄せられるなか、もっとも顕著だったのは「男社会に負けないでほしい!」という内容の声だった。

《会見を行ったことを評価したい》(60代)
《服装などにすごく好感が持てて、悪い人には思えない》(40代)
《若い女性科学者だから嫉妬されているのではないか》(40代)
《周囲が羨んで意地悪している感じがする》(60代)
《組織に押しつぶされそうでかわいそう》(60代)
 
いっぽう、小保方さんに対して批判的な「支持しない」派が理由として挙げたのは、会見でSTAP細胞が存在する“新たな証拠”を示せなかったことだ。彼女は「STAP細胞の作製は200回以上成功している」「第三者も実験に成功している」と主張したが、詳細については明言を避けた。そこに不信感を抱いているのだという。

《科学者である以上、今あるデータがすべて》(60代)
《STAP細胞の作製に成功した第三者について明かさなかったから》(40代)
《リケジョらしからぬ厚化粧で、単なる目立ちたがりだと感じた》(30代)
《ものごとをきちんとしない人は嫌いだ》(40代)

 50代・60代は「支持する」「支持しない」がほぼ同数だったことに対し、30代・40代の6割以上は「支持しない」と答えた。その多くは、小保方さん自身のキャラクターに嫌悪感を持っているようだった。

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