5月下旬、横浜市内の自宅マンションから迎えの車に乗り込んだ安藤美姫(26)。車が向かった先は、ゲストとして招かれた都内の映画イベント会場。車を降り立った彼女はたたんだベビーカーを持ち、1歳の愛娘ひまわりちゃんを抱いた実母と笑顔で会話しながら、会場に入っていった――。

 競技生活を引退した後、安藤はタレントとして精力的に活動中だ。現役時代に所属していた事務所との契約は解消し、現在は2年前に設立した個人事務所に所属。社長は実母が務めている。

「選手引退後の安藤さんが頼りにしているのが、日本テレビの敏腕プロデューサーなんです。彼女はタレント業をスタートするにあたって、自分の将来について彼に相談すると、『とにかくいろんなことをやってみようよ。方向性はその後で決めればいい。美姫ちゃんにはいろいろな可能性があるんだから』とアドバイスされたそうです」(テレビ局関係者)

 そのアドバイスを受けて現在は、オファーを受けた仕事は可能な限りOKし、とくにテレビのバラエティ番組を中心に、多くの仕事をこなしているという。また、個人事務所に移籍したことで、収入面にも大きな変化をもたらした。

「前の事務所にいたころのギャラの取り分は、安藤6に対して事務所4の割合でした。しかし、独立後は30万〜50万円といわれるテレビ出演料は、すべて安藤の収入になります。さらに、日本スケート連盟へのCM契約の20%などの納付義務もなくなりましたから、かなりの収入増です」(フィギュア関係者)

 安藤はタレント転身後、いったいどれくらい稼げるのだろうか。

「テレビ番組での出演料、そのほかにもイベントのギャラなどを合わせると、最低でも年収6千万円、月収にすれば500万円ほどの稼ぎになるでしょうね。このほかにも、決まれば約3千万円といわれているCMが契約できれば、年収1億円も視野に入ってくるでしょうね」(芸能関係者)

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