今月、指原莉乃(AKB48・21)主演の『薔薇色のブー子』、桐谷美玲主演の『女子―ず』など、手がける映画が続々と公開される福田雄一監督。放送作家としても『新堂本兄弟』『いきなり黄金伝説』などを手がけているが、その人気の秘密は、まさかの「内容がないこと」!?
その福田監督と指原が、中身ゼロ(?)の対談をしてくれた。
福田「5キロ痩せたんだけど」
指原「ちっともわかんないです。そんなことを言ったら、私もいちばん太っているときから4キロ痩せました。わざとですか?」
福田「そうわざと」
指原「へえー、珍しい」
このあと、痩せた話がつづくので、本誌がお願いを。「スミマセン、そろそろ指原さんのコメントをいただいてもよろしいですか?福田監督の作品のここがおもしろい!という点を聞かせてください」
福田「僕の作品を見てないから」
指原「じつは、『ミューズの鏡』とか、自分の出た作品も見たことがなくって」
福田「たぶん、そのへんの質問をしても、この人から何も返ってこないですよ」
本誌「演技をしているとき、『変なことをやらせるなあ?』とか思うことはありませんか?」
指原「私自身、演技をしているとき、あんまり何も考えてないかもしれないです」
本誌「こういうふうに会っているとき、どんな人ですか?」
指原「おもしろい人です。すごくおもしろい。変わってますよね、私が言うのもナンですけど」
福田「変わってねえよ」
指原「こうやって会うと、ずっとしゃべってますね。100%ムダ話しかしてないです」
福田「ムダ話が好きなんですね」
本誌「毎回、変な物語の設定とか、キャラクターが舞い込むわけですよね。どんな気持ちになりますか?」
指原「またかよ〜!って感じです。いろんなことをやらされるので」
福田「うふふふふ……(笑)」
指原「疲れますね」
本誌「逆に、『こんな役をやらせて』って思うことは?」
指原「悪い役です」
福田「えっ!『もう女優やらない』って言ってたじゃない」
指原「そうなんです、これが遺作です。女優を卒業します」
本誌「遺作!?福田さんはやらせたいですよね?」
福田「やらせたいですよ」
指原「お話があれば、またやりたいですけど」
福田「ウソつけ!お話はあるよ、全然」
指原「本音を言うと、しばらくいいかな(笑)」
福田「アハハハ(笑)」
指原「女優さんは、早起きしなくちゃいけないから、大変だなあと思って」
福田「今回、映画で主演をやって、いろいろと稼働しなくちゃいけないっていうのを知っちゃったんで。たぶん、二度と映画はやりたくないって思ってますよ」
指原「やります、やります、お話があれば」