「薬師丸さ~ん、お留守ですか? ○○花店からのお届けものです!」
都内の高級住宅地にある薬師丸ひろ子(50)の自宅から、不在で荷物を届けられなかった宅配業者が帰って行く。この日、6月9日は彼女の50歳のバースデー。だが、豪邸の中には誰もいないようだ。かつて、両親と恋人の4人で暮らしていたこの二世帯住宅はひっそりと静まりかえっている。
不在票が入れられてからわずか10分後、1台のワンボックスカーが玄関前に横づけされた。車から出てきたのは、薬師丸本人。彼女だとわからないようにか、麦わら拍子を目深にかぶっている。帰宅から1時間後、宅配業者が届けたのは、誕生祝いの白いランの花。今度は薬師丸自身が玄関を出て受け取った。
それからもう1時間後に、彼女は再び迎えの車に乗り込むと、生田スタジオへドラマ収録に向かって行った。誕生日の夜にも撮影とは――。この豪邸で8年間同棲したNHKのカメラマンとは、やはり完全に別れたようだ。
「彼女は今年、年末のクリスマスイブにライブをしようと、現在準備中です。やはりイブは1人で過ごしたくないんでしょうね」(前出・テレビ局関係者)
再ブレイクで大忙しの薬師丸は、節目の誕生日の寂しさを仕事で埋めていた。