真夏日となった7月下旬の早朝。都内のインターナショナル・プリスクールに、小雪(37)の姿があった。事務所関係者が運転する車から長男(2)を抱きかかえて降りてきた彼女は、黒のワンピースに黒のパーカというシックな装い。ママに見送られる長男は、離れたくないのか寂しげな表情。そんな我が子を励ますように、小雪は優しく声を掛ける。先生に預けると、彼女は安心した表情で再び車に乗り込み、自宅へと戻った――。
「小雪さんは『長男を一般の家庭と同じように育てたい』という思いを持っていて、ずっと公立保育園への入園を希望していました。しかしどれだけ探しても待機児童状態が長く続き、入園は叶わなかった。そんなときに今のプリスクールと出会い、入校を決意したんです」(芸能関係者)
長男の通うインターナショナル・プリスクールは2歳から受け入れ可能。入学金は約20万円で、保育料は月に約8万円!そのほかにも、イベントごとに別途費用がかかるという。
「小雪さんが選んだこのプリスクールは“世界に羽ばたいていけるような教育方針”を掲げています。1日のうち4時間は、外国人講師が英語でアートや音楽、食育、算数などを教えてくれます。そのほかにも日本語での体育レッスンやひらがな遊びの時間もあるなど、充実したカリキュラムが評判を呼んでいます」(同校に子供を通わせている母親)
小雪は、自著『生きていく力。』で《私たちは子供が15~16歳になったら、どこかの国に出そう、と考えている》と綴っている。長男の将来を見据えた結果、このプリスクールが最適な環境と考えたのだろう。そんな最終選択には、夫の松山ケンイチ(29)も賛同しているという。
「昨年1月に第二子の長女が生まれたあと、松山さんはオーストラリアに渡っていたんです。1カ月間の旅から帰国した彼は『離れたことで、より家族を大切に思えるようになった』と話していました。また、旅のなかで語学力や人との交流の大事さを実感したといいます。そんな体験から、彼もプリスクール通いには協力的。小雪さんが忙しい日には松山さんが送迎を行っているみたいですよ」(映画関係者)