11月18日、お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(43)が、都内で行われたアドベンチャー映画『アマゾン大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう!~』のナレーション録音に臨んだ。大の動物好きとして知られる田中は、会見で動物愛をとめどなく語った。
同作はフランス人監督ティエリー・ラコベールが2年の歳月をかけて撮影したもので、アマゾンの雄大な自然を美しく描いている。田中は今回ナビゲーター役として日本版のナレーションに挑戦。「どうやったら子供さんを飽きさせないように引き込んでいけるかが難しかった」と言うものの、「精一杯気持ちを込めてやらせていただきました。滑舌が悪いのは勘弁してほしいです」と満足気に語った。
録音を終え、「大好きなアマゾンをたくさん見られるだけでテンションが上がりました。ジャガーをアマゾンで見てみたいという夢があります」と目をキラキラさせた田中。なりたい動物を問われると、「アリでもいい。食物連鎖をベースで支えていきたい。僕はジャガーのタイプではないので、根を張るような生き方ができれば」と熱弁した。
そんな動物をこよなく愛する田中だが、それが災いに転じたことも。長男が4歳だったころに水族館に連れていったときに、大好きなサメのすごさを延々と話したところ、その晩子どもが高熱を出してしまったエピソードを紹介し「しんどかったんだと思います。それ以来、自分の興味を押し付けるのはやめました」と反省していた。
また、田中はこの日訃報が報じられた俳優・高倉健さんについても言及。「一芸人の僕がコメントできるような方ではないが、本当にすごい方。ずっと映画界を支えていらっしゃったので、一度お目にかかれればと思っていました」と残念がった。
(撮影/鈴木鍵一)