7年連続の視聴率大台40%超えを果たしたNHK紅白歌合戦。その舞台裏では、ハプニングが続出で――。
ありそうでないのが、恋人同士での“紅白同時出場”。今回、きゃりーぱみゅぱみゅ(23)と、“セカオワ”のボーカル深瀬彗(29)が出場したことで見事に実現した。リハ会見では、NHKが「プライベートな質問はご遠慮ください」と報道陣に釘を刺したのに、きゃりー自身が、自ら“掟破り”を。
「紅白では彼らもライバルなので、紅組が勝つように頑張ります。彼と一緒にこうして出られるのはやっぱり嬉しいですし、(セカオワの)他のメンバーもみんな大好き!」
午前中のリハの舞台袖では、きゃりーのそばを偶然セカオワの4人が!恋人同士のニアミスに報道陣は色めき立ったが、深瀬は下を向いたまま。きゃりーはキーボード担当のサオリに手を振ったが、深瀬とはあえて目を合わさずじまいで、やや拍子抜け――。
さて、歌手としての出場は果たせなかったが、藤あや子(53)のバックダンサーとして、2年連続の“紅白出場”を果たしたのが、ふなっしー。他のゆるキャラや『妖怪ウォッチ』のジバニャンらは、ロビーの隅で着替えていたが、ふなっしーだけは別格!
「出場回数の多い出場歌手しか個室をもらえないことで有名な紅白ですが、ふなっしーには2畳の個室が用意される特別待遇でした」(スポーツ紙記者)
体調不良でマスクをつけたままリハーサルに臨んだ椎名林檎(36)。舞台袖からなぜか私物のエルメスのバーキンを持ってくると、足元に置いて再び演奏。終わると大事に抱えて、全員参加のエンディングのリハへ。このときも、なぜかバーキンを肩から下げたまま。だが『ふるさと』の合唱がはじまり、隣にいた藤あや子が気をきかせて林檎にマイクを向けると、彼女は大先輩の気遣いをガン無視!それに気づいた薬師丸ひろ子(49)が林檎の肩をポンポンと叩いたが、これも無視。よほど体調が悪かったのか。
IKKO(52)とKABA.ちゃん(45)と一緒に“オネエ軍団”として参加したクリス松村は、「クリス、クリスは早く舞台袖に集合してください」というアナウンスを聞いて、顔色が一変。だが、蒼い顔のクリス松村の横を笑顔で通り過ぎて行ったのは、クリス・ハート(30)だった。KABA.ちゃんは「あんたじゃないわよ」と一喝。クリス松村は「リアルに恥ずかし〜」と赤面していた。