安部夜郎の人気コミックの映画化『深夜食堂』の初日舞台挨拶が1月31日に行われ、松岡錠司監督と共に主演の小林薫(63)、共演の高岡早紀(42)、多部未華子(26)、オダギリジョー(38)らキャスト7人が登壇した。
本作は2009年にTBS系深夜ドラマとしてスタートとし、3作のドラマシリーズを経て待望の映画化。ドラマ第一作から出演しているオダギリは「松岡監督と飲みながら、『深夜食堂』を次どうやろうかとグダグダ話していて、その過程を踏みながら映画の初日を迎えたのがすごく感慨深い」とコメント。
また6年に渡り食堂のマスターを演じてきた小林は、「お客さんが入ってくれたら大吉で、少なかったら凶だと思っていた。こんなに入っていただいて、大吉を引き当てた思いです。ありがたい」と満場の客席を見渡し感謝の思いを伝えた。
3つの料理を題材に、深夜に開店する食堂“めしや”で繰り広げられる人間模様を映し出す映画『深夜食堂』。節分が近いため、キャストたちが「鬼は外、福はめし」の掛け声で豆まきを行い、ヒットを願った。
(撮影/小山伸正)