近年、豪邸を新築した芸能人たち。そのお宅を勝手に拝見したところ、実に多くの“問題”が浮かびあがった――。
まずは離婚騒動渦中の高橋ジョージ(56)と三船美佳(32)。向かって左手に’09年7月に購入した鉄筋3階建て自宅。右手には三船の母・喜多川美佳(66)のために用意された家が並んでいる。自宅と実母邸は2軒とも南西に向かって玄関が作られていたが、風水鑑定のために現地に赴いた占い師・イレーネさんはこう指摘する。
「鬼門は北東、逆に南西は“裏鬼門”といいます。こちらに玄関があると、住んでいる人が精神的に不安定になりやすい。また裏鬼門は女性の相を表します。2軒並ぶなどして影響力が強くなると、男性である高橋さんの居場所が家庭内でなくなっていくのです」
別居生活発覚後、高橋は本誌の直撃に「義母のために買った家は、僕と妻と義母の3人でお金を出し合って購入しました。実はそれを建て替えるときに、僕とお義母さんの間でいろんな価値観の違いでもめました」と語っていた。家族間のトラブル発生には、単に価値観の違いだけではなく、風水的にも大きな問題点があったのだ。
また昨年9月、小栗旬(32)と山田優(32)は自宅マンション近くに3階建ての豪邸を新築している。昨年10月には山田が女の子を出産したが、イレーネさんはこう語る。
「道路に面して南向きの玄関ですが、玄関の色が黒で良くないです。南側に窓がなく全体的にも窓が少ないので、運気の流れが全体的に滞っているように感じます。この窓の少ない家で子育てすることは疑問です。のびのびした子育てとはほど遠い、社交性の乏しい子供が育ちます。山田さんが本当にこの家で子育てをしていくのか、心配になってきますね」
次は、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(44)宅。昨年4月に3階建ての一戸建てを新築。ローンは35年。完済時の年齢は67歳だという。家の前にはコンクリート塀に大きなシャッター。2階には南向きのベランダもあり、日当たりは良さそう。だがイレーネさんが注目したのは西向きの門と玄関の色。風水で、西は商売繁盛に通じているとされるのだ。
「西の方角に玄関を置く場合は、できるだけ重厚な感じのものにしたほうがいいのです。しかし亮さんの家の門はアルミ材そのまま。言い方は悪いですが、安っぽい感じのものです。これでは商売の運が逃げて行ってしまいます。35年ローンの完済が危ぶまれますね」
また、荒川静香(32)が’13年6月に新築した家は、夫と3カ月長女、荒川の両親が住む二世帯住宅。約2億5千万円をかけた地上3階、地下1階の豪邸だ。だが、イレーネさんは二世帯住宅特有の問題点をこう指摘する。
「2世帯住宅で玄関が並ぶ場合、親が西で子が東のほうがいいんです。東は“活気と若さ”の象徴。荒川さんの家では、エントランス内にある二世帯別々の玄関の位置が、親が東で子が西と逆。これでは若い方が早く老け込んでしまい、互いにとってよくないです。親子間の折り合い面に支障が出る恐れがあり、荒川さんの夫とご両親の関係が不安ですね」
そんなイレーネさんが、誰でもできる“風水のツボ”を指南してくれた。
「特に重要なのが、運気が入る玄関。東にある玄関は“若さや活力”、西は“実りや商売繁盛”、南は“人気や芸術的才能”、北は“財産や男女の絆”など、方角が持つ力がそれぞれにあります。玄関の方角に合わせた運気アップの色を取り入れるとよいでしょう。水拭きなどでいつもきれいな状態にして、玄関に明かりをつけて明るく保つのも吉です」