3月18日、東京都内で有名私立小学校の卒業式が行われていた。午前10時前、紺のスーツ姿で姿を見せたのは江口洋介(47)だ。髪をバッサリ刈り込み、これまでとは違ったワイルドな印象をかもし出している。
続いてやって来たのは、長女(15)。身手足の長いスレンダーな体型。母親の森高千里(45)に似た、かなりの美人だ。この日は長男(12)が卒業するとあって、一家は嬉しそうに校内へと入っていった――。
実は、本誌は前日にも一家の仲睦まじい光景を目撃していた。小学校と併設する中学校でも卒業式が行われており、この日は長女の晴れ姿を見に来ていたのだ。
なかでも目を引いたのは、森高の姿。黒いコートの下には、グレーのミニワンピが見え隠れする。やっぱりトレードマークともいえる“ミニスカ”スタイルだ。タイツ越しにも、すらりと伸びた足が目立っている。彼女が「私がオバサンになっても」を歌ったのは92年。あれから早23年になるが、45歳になってもその美貌は健在だった。
「森高さんは99年に結婚し、翌年に長女を出産。以来、彼女は『子どもは自分の手で育てたい』と言って仕事をセーブしていたんです。もちろんその間もオファーはたくさんありましたが、拘束時間の長いレギュラー番組だけは断り続けていました。しかし長男も中学に入ることで、ようやく子育てもひと段落。そこで彼女も家族と相談した結果、“レギュラー解禁”を決意したようです」(テレビ局関係者)
実際、森高は4月から新音楽番組『水曜歌謡祭』で司会を務める。フジテレビにとって21年ぶりの生放送音楽番組で、彼女にとってもテレビ司会は初の試みだ。
「彼女は吉田拓郎などと親交もあり、フジテレビは『テレビにあまり出ない大物の起用が期待できる!』と意気込んでいます。また局としては森高さんにMCだけでなく生歌を披露してもらいたいと考えているそうで、彼女はレッスンにも通っているそうです。当初は『トークが苦手だから』と心配もしていましたが、長女も長男も彼女のことを応援してくれています。『歌っている姿も見たい!』という子どもたちの声が、森高さんの原動力になっているようです」(前出・テレビ局関係者)
江口も20日から映画『人生の約束』がクランクインしている。家族全員が“節目”を向かえるなか、森高の挑戦が始まる――。