松田聖子の前に道はなく、松田聖子の後にも道はない……。こんな人は、たぶん空前絶後だろう。別れもスキャンダルもすべてエネルギーに換えて、35年間第一線で活躍し続けるそのパワーに脱帽だ。
松田聖子がデビューしたのは’80年。当時10歳だった子は今45歳だ。そこで本誌では30〜50代の女性読者300人に緊急アンケート。「あなたの思い出の1曲」を聞いてみた。やっぱり第1位になったのはこの曲だった。
【第1位】『赤いスイートピー』
それまでの男子中心のファン層が一気に女子にも拡大したといわれる名曲だけに、もっとも幅広い支持が集まった。やはりこの曲が「永遠の少女」の原点かも。
「春といえばの定番の曲。いつの時代に聴いても古さを感じない」（51・長崎県）
「中学生のころ、好きな人を思って歌っていました」（49・東京都）
【第2位】『あなたに逢いたくて〜Missing You〜』
30代の女性にとっては、この曲がオンタイム。彼女のシングルで初めて100万枚を超えたミリオンセラー。
「大人になった気分で、カラオケ歌いました！」（38・大阪府）
「既婚者を好きになり、告白せず思い続けていたときに、歌詞が思いと重なった」（44・石川県）
【第3位】『青い珊瑚礁』
初期の代表曲だけに、初々しさにひかれたファンが多い。
「歌い出しから声にインパクトを感じた。明るいメロディで、さわやかな恋のイメージ。私が生まれて初めて購入したレコードです」（45・東京都）
「伸びやかな歌声やキラキラした感じがあふれんばかりだと思う」（47・福島県）
【第4位】『SWEET MEMORIES』
最初は『ガラスの林檎』B面だったが、サントリーのペンギンのCMで、覆面歌手として英語部分が流れ大ヒット。
「娘の結婚式で、主人がこの曲をギターで弾いていたので、曲自体も好きで、強く印象に残っています」（54・大阪府）
「小学生のときにCMで聴いて、はじめは誰が歌っているかわからなかったけど、聖子ちゃんとわかってうれしかった。大人の曲というイメージがあった」（46・神奈川県）
【第5位】『瑠璃色の地球』
シングル曲ではないにもかかわらず、上位にランクイン。学生時代、合唱曲として歌った思い出が多かった。
「合唱で歌って、平和や自然、幸せについて考えた」（42・石川県）
あなたの「松田聖子ベストワン」はどの曲ですか？
