監督最新作『龍三と七人の子分たち』が観客動員数100万人を突破した、ビートたけし(68)。絶好調のたけしだが、4月に登場した関西ローカルのバラエティ番組で、ナインティナイン岡村隆史とこんなやりとりを――。
――最近、おいしかった食べ物は?
「こないだ岡村と行ったイタリアン。俺の彼女も連れて(一緒に行った)」
――(彼女のこととか)言うていいんですか?
「全然いい。『私に命をかけてもいいって、テレビで言え』って(彼女が)うるさいんだよ!」
たけしに悪びれるようすはまったくない。さらに、
「(カミさんと)最後に会ったのは2年半くらい前」
とも大放言。周辺に波紋が広がっているのだ。
家に帰らないたけし。現在は“愛人”女性の家で半同棲中だと、昨年7月に週刊文春が報じた。テレビでここまで“夫婦関係の破綻”を暴露された幹子夫人は、いまどんな胸中なのか――。
5月下旬の昼下がり。都内のスポーツジムでたっぷり3時間、汗を流した幹子夫人。ジムを出てきた幹子夫人に、本誌は声を掛けた。
――すみません、幹子さん、女性自身の記者ですが……。
「えっ?!」
驚いた様子で立ち止まる。
――この前の大阪・朝日放送でのたけしさんの出演番組なんですが……。
「はい」
だが、続けて記者が「たけしさんが自分には愛人がいると……」と口にした瞬間、夫人の表情は一変。記者の言葉を大きな声でさえぎった。
「ごめんなさい。私、それは知らないですから!」
――でもお元気そうでよかったです。
「はい、ありがとうございます……」
――最後にひとつだけ。それでも、ご主人を愛してらっしゃいますか?
「私は何も答えることはないですから。もういいです。はい!」
額に青筋を立てて、幹子夫人は去って行った。“愛人”のことを聞かれても、最後まで「知らない」を貫いた姿には、“糟糠妻のプライド”が垣間見えた――。
そんな幹子夫人と子供、そして孫たちには、かなり前から、豪邸での“たけし抜き”生活が定着している。
「たけしさんの姿は全然見ませんが、残ったご家族で家のリフォームをしているのか、連日、内装工事の業者さんが訪れて、外壁や屋上の工事をしていますよ。たけしさんは、ご存じなのかしらねえ……(笑)」
たけしがいなくとも、“肝っ玉妻”幹子夫人を主に、今日も北野家はいつもどおりの暮らしを続けている――。