お父さんは183センチ、お母さんは168センチ。そして息子たちは190センチ超え!ドラマやバラエティで活躍中のタレント・中村昌也(29)。そして、プロバスケットボール選手の兄・友也さん(32)と母・惠美子さん(57)、久しぶりの家族団らんは、懐かしい思い出話から、高身長でちょっとヤンチャな兄弟が育った理由などで大盛り上がり。明るい中村家のひとときをご紹介します。
昌也「オカンへ感謝の気持ちはあるんやけど、今でもめっちゃケンカするな。そしたら毎回『嫌い』ってひと言だけのメールがくる。『彼女か!』って何回携帯に突っ込んだか(笑)」
友也「絵文字なしやろ。最近やっと本文にメール打てるようになってんな。前まで件名にひと言だった」
昌也「しかも、週1くらいで電話がきてて、『昌也の子供の顔が見たい』って言うから、『頑張る』と返したんですよ。そしたら、『私のことほったらかすから、再婚せんといて』って。恋愛できへんやん!」
惠美子「ええやんか」
−−3人そろうと和気あいあい、話が尽きない中村家。とはいえ、大きな兄弟を育てるのは大変だったのでは?
昌也「オカンの知恵やなって思ったのは、アニキを見て、オレの中学の制服を190センチで作ってん。ブカブカだったのが、3年後にはちょうどよくなって」
友也「オレのときは毎回作りに行ったから」
惠美子「靴屋さんはいっぱい回った。小さいうちは安い靴を履いてくれてたけど、小学校高学年になるとメーカーのものがいいって言いだして、めっちゃ高くついて。でも大変だったことはとくにないな」
昌也「管理栄養士になって、ご飯をたくさん作ってくれてたやん」
友也「いつも10品目くらいはあって、色味を見ながら、『じゃ、これ作ろうかって』」
昌也「焼きしいたけにしょうゆをかけて食べるの、めっちゃ好きやった」
惠美子「私自身がしいたけとか野菜が大好きだから、よく出してて。仕事から帰って、2人を座らせてパセリとかブロッコリーをそのまま出して、ちょっとずつ料理を作っていって。当時は総菜とかも売ってないのによくやったと思う(笑)」
昌也「しいたけ農家の人は背が高いっていうからね。奇跡よ」
友也「骨折もしたことがない」
−−兄弟の反抗期はなかった?
友也「反抗期とは違うかもしれへんけど、昌也が、期待されてたバスケと高校やめたときは大変やったな」
惠美子「アルバイトして、自分探しの旅に出て『芸能界に入りたい』って言いだして」
昌也「いまは笑って話せるけど、オカンと仲悪い時期もあったな」
惠美子「そのときは高校もバスケも続けてほしかった。でも東京行ってよかったな」
友也「いまでもバスケの誘いはあるけど」
昌也「29になって、やっと実家が懐かしいと振り返れるように。でも、オカンそんなに大変なことなかった感じやな?たくさん苦労があったと思ったんやけど」
惠美子「息子たちがやさしくて。大きなケンカもなかったし、女の子じゃなくて、男の子でよかったなって思ってる」
昌也「オレらは取材とかでいいところばかり言ってるのに、オカンはあまり感謝とか言ってくれない」
惠美子「昌也、感謝してる」
昌也「心がこもってない(笑)。でも、オカンのそういうところが好きやで」