「5月12日の朝、加護さんと夫は長女の親権を巡って口論になったそうです。興奮した夫は加護を殴り、その際に抱えていた長女が落下。長女は鼻血を出し、それを見た加護さんもパニックになるなど、現場は騒然としていたと聞いています」(芸能関係者)
元・モー娘で妻の加護亜依(27)を殴って全治10日間のケガをさせたとして、9日に逮捕された夫の加護陽彦容疑者(47)。彼のDVを警察に告発したのは、ほかでもない加護自身だったという。
本誌は4月7日号で加護が離婚決意したことをいち早く報じ、直後には彼女自身もブログで離婚協議中であることを認めていた。
「2人は離婚することでは同意しているものの、娘の親権を巡り争っていたことで協議が難航していました。しかし陽彦氏の逮捕は、今回で3度目です。一部では復縁説もささやかれていたが、今回の件で離婚は決定的となりそうです」(前出・芸能関係者)
そんななか、加護はシングルマザーになる上で“ある覚悟”を秘めていた。
「そもそも加護さんに現所属事務所を紹介したのは、夫でした。実はその事務所との契約が今年の7月末で切れるそうで、契約も更新されない見通しなんです。これだけトラブルを重ねている彼女に、他の芸能事務所が手を差し伸べることも考えられません。また彼女自身がフリーの立場で芸能活動を続ける道も残されてはいますが、それも難しいでしょう」(前出・芸能関係者)
これまで加護は「私にはコレしかない」とかたくなに芸能界に残る方法を模索し続けてきた。だが事務所との契約も切れることで、とうとう芸能界と訣別するときが来たようだ。
「加護さん自身も、今年4月ごろに『もう芸能界をきっぱり辞めて普通の仕事をしようかな……』と周囲に漏らしていたそうです」(別の芸能関係者)
12歳のときから続けてきた芸能界の引退。2歳の娘を抱えたシングルマザーとして、加護は苦渋の決断を下そうとしている――。