「新曲で新シーズンに挑むということは、それだけ順調に仕上がっているということでしょう」(フィギュア関係者)
6月29日、自身のラジオ番組で、今季の新プログラムについて明かした浅田真央(24)。
ショートプログラムは、ジャズのスタンダード曲『素敵なあなた』。フリーはプッチーニのオペラ『蝶々夫人』。エキシビションは、ポップスナンバーの『踊るリッツの夜』に決まった。
番組では、ショートとフリーの選曲について、「一度滑ってみたいと思っていた曲」などと、想いを語った浅田。じつは、残るもう一曲、エキシビションの『踊るリッツの夜』には、浅田の“天国のママへの思い”が――。
この曲は83年に全米でヒットしたリバイバル曲。そして浅田の少女時代に、リンクへ通うため母・匡子さんが運転する車中で毎日のように耳にしていた曲だった。
「匡子さんはこの曲が好きで、『真央が大人になったらこの曲で滑ろうね』とよく口にしていたそうです。ハードな練習でクタクタになり、車で居眠りしたときも、子守唄のようにこの曲が流れていたといいます。ですから、彼女にとっては、かけがえのない母との“思い出の曲”なんです」(浅田家の知人)
心機一転の今季、浅田は思い出の曲に乗って、母と二人三脚で氷上を舞う!