7月下旬の熱帯夜、都内の飲食店に入って行ったのは、仁科仁美(30)。同行していたのは母・仁科亜季子(62)と仕事関係者らしき女性、そしてもう1人、仁美の腕には可愛らしい赤ちゃんが抱かれている。6月9日に仁科が第一子の男児を出産してから、2カ月足らず。赤ちゃんを連れて夕飯を食べに来たようだ。
――初めての育児はいかがですか?
「……」
――亜季子さんも育児に協力してくださるそうですが?
「……」
本誌記者の直撃取材にも無言でニコニコしていた仁美だったが、次の質問には思わず苦笑を浮かべた。
「今後の入籍については、米山さんと話し合っているのでしょうか?」
ベビーの父親は、居酒屋チェーンなどを運営するエー・ピーカンパニー社長の米山久氏(44)だ。仁科は3月24日、ブログで母になる決意を《私達二人は、お互いの気持ち、考えを尊重した上で、籍は入れず、子供の事を第一に考え精一杯愛していこうと決めました》と明かしている。芸能関係者は言う。
「“子供の認知はするけれど入籍はしない”というのが米山氏の主張でした。この主張には、兄の克基(32)や母の亜季子も激怒したそうです。もともと米山氏・仁美と亜季子は二世帯住宅で生活していました。しかし、一時期は米山氏が亜季子を避けてか、家に帰ってこない日も増えていたのです」
だが、ベビー誕生が米山氏の心境を大きく変化させたのだという。実は、本誌が直撃した数日前、米山氏と仁美はホームパーティを開催していた。
「呼ばれたのは、米山さんの会社の部下たちで、赤ちゃんのお披露目のためでした。米山さんは、赤ちゃんが生まれてから帰宅時間も早まり、出張も減らしています」(米山氏の知人)
1月に参加した合コンでは「彼女(仁美)は妊娠しているけど、責任を取りたくないんだ」と漏らしていた米山氏。しかし、最近は育児を手伝うこともあるという。“未婚の母宣言”から4カ月。パーティが終わり、客を見送る仁美の顔は歓喜に輝いていた。