続いていた猛暑がいくぶんやわらいだ8月20日の朝。東京都内の住宅地にある高級マンションには、お祝いの生花が届けられていた。この日、俳優・松平健(61)の再々婚が明らかになった。お相手は51歳の一般女性・A子さんだ。インターホンごしだったが、松平は本誌に結婚について次のように語ってくれた。
「入籍? そうですね、7月末に入籍しました」
――奥さまとは、もういっしょに生活されているのですが?
「いえいえ、まだいっしょではないんです。10月から12月まで旅(地方公演)が続きますから、まだいっしょには住んでいないのです」
――その間、息子さんは奥さまがお世話するのでしょうか?
「そうなりますね。彼女にお願いすることになります」
――交際は2年前からと伺いました。
「彼女とは共通の知り合いがおりまして、昔から知っていました。でも交際を始めたのは、13年の暮れぐらいからなんです」
A子さんとは子育て相談などをすることで愛が深まっていたというが、その言葉の端々から、愛息を任せられる伴侶に巡り合った喜びが感じられた。
松平は東京にいるときは、長男のために毎朝6時起きで弁当作りをしていた。だが仕事のために東京を離れることも多い。“やはり幼い息子のために、母親が必要なのでは……”と、悩む日々だったようだ。結婚を決めた理由について松平は、こう語った。
「私自身が彼女と一緒にいると安心しましたし、彼女との関係は息子も喜んでくれました」
――息子さんの“母親になってほしい”という気持ちが大きかったわけですね。
「そうですね。まず息子の気持ちが大きかったです」
松平と同じく結婚歴があるA子さんには娘と孫までいるというが、51歳という実年齢よりさらに若く見えるようだ。
「そういえば最近、息子さんがきれいな40代後半くらいの女性と手をつないで歩いていました。あの方が新しい奥さんなのでしょうね」(近所の主婦)
挙式・披露宴の予定はいまのところないが、来年の正月には家族でハワイに行く計画もあるという。