「24時間、すべての瞬間が喜びであふれています」
そう語るのは、10年に『トイレの神様』で大ブレイクした植村花菜(32)だ。
13年にジャズドラマーの清水勇博(32)と結婚し、今年1月に第1子となる男の子を出産。そんな彼女はいま、ママとなった喜びをかみしめているという。
「たとえば横で寝ている赤ちゃんの寝顔を見たとき、起きたとき、笑ってくれたとき、離乳食をいっぱい食べてくれたとき……どんな瞬間も喜びがいっぱいです。少しずつできることが増えていくこと、オモチャや服を買いに行くこと、一緒に遊ぶこと、全部が楽しいと思えるんです」
いっぽう悩みについても聞いてみると、彼女は少し考えてこう答えた。
「私は母乳で育てることにしているのですが、たまに乳腺が詰まっちゃうんです。乳腺が詰まると痛いですし、赤ちゃんも飲みづらそうなんですよね。だから今は定期的に母乳ケアに通うようにしています。あとは赤ちゃんの便秘が続いていたことがあって、それが心配でした」
だが“トイレの神様”への祈りが通じたか、最近では赤ちゃんのお通じもバッチリ!
そんなママとして奮闘してきた植村だが、今年5月に仕事復帰。今年でデビュー10周年を迎えるため、9月30日にはベストアルバム『The Best Songs』の発売を予定。11月にはツアーが始まるなど、大忙しだ。
「コンサートは赤ちゃんと2時間ほど離れ離れになっちゃうので心配です。私が視界から消えると、1時間が限界みたいなので(笑)。将来については、とにかく健康に育ってくれたら、それで十分。あ、でもピアノかベースに興味を持ってくれたら楽しそう。親子で一緒に音楽ができたら嬉しいですね」
祖母との思い出が『トイレの神様』になったように、子どもとの触れ合いが彼女の新たな音楽を創っていく――。