9月6日、38歳の誕生日を迎えた氷川きよし。お祝いのホールケーキを前に、こんなことを。
「あ、そうか、忘れてました(笑)。早いもんですね。38歳ですよ。ついこの間、28歳になったと思ったら……。さらにその10年前。18歳の誕生日は、まだアルバイトをしていたんですよね」
誰に祝ってもらうわけでもなく、ケーキも食べられなかった。
「でも、今となっては、誕生日って、自分が祝ってもらう日じゃなくて、僕がまわりの人に感謝する日だと思っています。日々、当たり前のように生きているけど、当たり前ではない。支えてくださるまわりの人たちに『ここまで生きてこれました、ありがとう』って言う日じゃないのかな、っと」
38歳、もうだいぶ大人。けれど、まだ自分が子供だな、と思うこともある。
「片付けられないところ(笑)。とくに洋服……。パジャマが片付けられないので、朝起きてポイッとして、そのまま家を出ちゃうんですよ。モノも捨てられないタイプなので、どんどん増えていきますね」
憧れの“大人の男”像は……。
「優しさもあるだろうし、男っぽいだけではなくて、色気とか、エキゾチックさを持ち合わせた感じ。今の僕は“ちょい色っぽい”くらいのキャラになれてます?(笑)。40歳になっても、しばらくはその路線でいきたいと思います(笑)」