12月30日に新アルバムが発売されることが明らかになり、スポーツ紙で「復活間近?」と報じられた中森明菜(50)。
それからわずか数日後の11月中旬。全国の明菜ファンの自宅に、公式ファンクラブ『ファイスウェイ』の会報が届けられた。会報には、明菜の“直筆メッセージ”が必ず載っている。ところが、今回の明菜のメッセージは、“復活間近”どころか“暗さ”に満ちていた。
《今年ももう12月ですね…本当にほんとうに早い――》
《元気になって…あれもこれもと…思う中…自分は止まったまま…》
《本当に途方にくれるぅ…》
ストレートに“孤独”を訴える言葉もあった。
《みんなに元気を届けるべく…メッセージを書かないといけないのに…どうしていいか…なんかほんと…わかんない》
《ベランダに…米つぶを…そっと…置いて待つ…“ちゅん”“ちゅん”と来てくれる…すずめさん…ずーっと…見つめちゃう…かわいい》
聞こえてくるのは、明菜の“心の悲鳴”――。スポーツ紙で報じられた、“完全復活も間近”な中森明菜とは、まるで別人のような姿だ。
「今年の紅白に、2年連続の出場を望む声が、NHK内部にもありましたが、明菜サイドが“生放送は無理”と断ったようです。9月に発売された新曲もセールスが振るいませんでしたが、原因は明菜本人がメディアに宣伝のために登場できなかったことに尽きます。レコード会社の宣伝担当者は、“レコーディングで渡米できるほど元気なら、ちょっとでも新曲の宣伝をしてくれれば……”と悔しがっていたそうです」(レコード会社関係者)
新アルバム発売で今度こそ元気な姿を見せてほしいが――。