「娘が生まれてから、ずっと同じ部屋を2人で使っていたのだけど、娘も14歳。自分の部屋が欲しいって言いだしました。私は衣装は全て自前だから、すごい量の洋服で、家族と相談して、娘の気持ちを一番に尊重し、近所に別の部屋を借りました。新居は基本的には衣装部屋と仕事部屋です」
そう語るのは、モデル・タレントとして活躍中の梅宮アンナ(43)。これまでにも恋愛やプライベートでワイドショーをにぎわしてきたアンナだが、初の書き下ろしエッセイ『女は「ひとりの時間」に磨かれる』(KADOKAWA刊)の宣伝でメディアへの出演が相次ぐなか、またしても衝撃の報道が。テレビ番組で新居を公開したところ「娘と別居」「育児放棄だ!」という声が上がったのだ。この報道についてアンナはこう説明する。
「梅宮家は、食事は家族一緒がモットーだから、別居と言われちゃいましたが、実際はほとんど一緒にいるのと変わらない。ただ、四六時中、一緒にいることがいいことだとも限りませんよね。テレビやネットを見ると『梅宮アンナ 娘と別居、育児放棄報道!』を見て、うちの家族がいちばんびっくりしてます。父は『別居って、お前、毎日いるじゃないか。たまには新居に行けば?』って言うほどです」
娘の百々果ちゃんからは、『私が育児放棄されてかわいそうって思われてるの?』と聞かれてしまったそうだ。しかし、今回だけではなく、以前も似たような出来事があった。
「数年前に、インスタグラムがすごく炎上したことがありました。そのときも『百々果ちゃんがかわいそう』『それでもお前は親か』ってそんなことがたくさんずっと書かれました。その書き込みを百々果は読んでいたので『皆さん。なぜ、私がかわいそうなんですか?私はママが大好きだし、HAPPYです』って英語で書き込んだの。そしたら静かになった。周りがかわいそうに仕立てあげたいのかな?今回の報道に百々果がいちばん傷ついているので、それは本当に申し訳なく思っています」
プライベートの出来事で騒がれるたびに百々果ちゃんはいつも母・アンナを励ましてきた。
「百々果は学校でゴシップ誌を読んだりしているから、『ジャスティン・ビーバーは、もっとひどいこと言われているよ』とか『芸能人は言われるのはしょうがないと思うよ』って言ってくれる。百々果は梅宮家のなかでいちばん大人ですよね。私たちは姉妹のような親子関係で、お互いがお互いのファンなんです」
娘を出産してからの14年。梅宮アンナは娘とともに成長し、絆を強めてきた自負がある。
「家族の形は人それぞれ。事情や状況、仕事によって違う。でも人と違うだけであれこれ言われやすい。私は母がアメリカ人だし、梅宮家は日本の普通の家庭とはだいぶ違うと思います。海外ではベビーシッターやシングルマザーの恋愛、ステップファミリーについてよく耳にすることだし、育児法も全く異なりますよね。いま、娘は、インターナショナルスクールに通っています。インターの教育は英語を勉強するだけでなく個性を伸ばして、自立心を高めるのでしっかり者の娘に成長したのかもしれません。もちろん、こんな生活ができるのも、父と母のおかげ。本当に感謝しています。そして今日も梅宮家はみんな笑顔です」