4月中旬の朝8時半過ぎ、都内の自宅から松平健(62)がトレーニングウェア姿で颯爽と出てきた。近くの公園で軽くストレッチを済ませると、そのまま6~7キロほどウォーキングを始める。1時間ほど汗を流すと、家族の待つ自宅へと戻ってきた――。
‘04年に大地真央(60)と離婚した松平は、’10年11月に前妻・松本友里さん(享年42)と死別。以来、シングルファザーとして友里さんとの間に産まれた長男(9)をひとりで支える“イクメンぶり”を発揮してきた。
そんな彼が15年7月に10歳年下の一般人女性と再々婚。「向こうにも小さなお孫さんがいて、子どもの成長について相談していた」と語っていたように、松平にとって心強い存在のようだ。
「これまで松平さんはどれだけ忙しくても毎朝6時に起きて、息子のお弁当を作り続けてきました。しかし、今では奥さんが家庭を切り盛りしてくれるように。松平さんは『以前より仕事にも打ち込めるようになった』と喜んでいましたね」(芸能関係者)
新婚生活は間もなく1年を迎える。本誌は松平に家族について話を聞いた。
――これまでお子さんのお弁当作りや送り迎えもされていましたが、現在は?
「いまも時間があるときは弁当も作りますし、送り迎えもしていますよ」
守り続けていた“イクメンの誓い”。変わったのは、それを支えてくれる存在が増えたことだ。
――お子さんの世話は、奥さまも?
「そうですね。交代でやっています」
言葉少なだったが、その穏やかな表情からは親子3人暮らしの“幸せオーラ”が滲んでいた。
最後に記者に一礼して自宅に入っていた松平。そこには新妻が用意してくれた朝食が待っていたことだろう。