軒下には壊れたカヌーやソファー、肥料や雑貨類、タマネギのつまった袋などが雑然と積み上げられて……。千葉県九十九里浜にある、この古民家が真木蔵人(43)の自宅だという。マイク眞木(72)と前田美波里(67)の間に生まれ、88年に大河ドラマ『武田信玄』で俳優デビューした有名二世タレントが、千葉県警いすみ署に傷害容疑で逮捕されたのは5月6日のことだった。
「真木容疑者と交際していた20代女性が『脚を蹴られたり、頭を叩かれたりした』と110番通報したのです。女性が携帯電話を操作している姿を見て、真木容疑者は腹を立てたそうですが……。逮捕後、彼は『蹴っていない』と供述しているようです」(社会部記者)
サーファーとしても活躍する真木容疑者は、人生も波瀾万丈だ。’03年にモデル・HARUKO(42)と結婚し、長女も誕生したが、’12年には離婚している。原因は真木容疑者の不倫だったというが、彼の知人はこう語る。
「その“不倫恋人”との交際はその後も続いていて、実は彼女が今回の暴行事件の被害者なのです」
築100年と言われる前出の古民家に、交際相手はしばしば訪れていたという。容疑者が逮捕されたため、洗濯物も庭に干しっぱなし。なかには、明らかに女性用の衣類もあった。
BSスカパーの番組など細々と芸能活動も続けていたが、経済面は苦しかったようだ。かつては海岸でカフェを経営していたものの、この数年は休業が続いている。容疑者の別の知人は言う。
「別れた奥さんが『東京でモデルの仕事をしないと、食べていけないですからね』なんて言っていましたよ。数年前はカフェが建っているあたりの土地を借り、トレーラーを置いていたんです。そこで飲食店をやったり、知り合いのサーファーを一晩3~4千円ぐらいの料金で泊めたりしていました。地代は月に3万円だったそうですが、支払いが遅れることも多く、よく催促されていたようです」
行きつけの飲食店の店主には「近いうちにカフェを再開するから」と語っていたという真木容疑者。荒波に、もまれ続ける彼の今後の人生は――。