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記者会見で、妻・小林麻央(33)の病状を「比較的深刻」と説明した市川海老蔵(38)。市川家の知人A氏によれば、現状は決して予断を許さないという。

 

「母親の辛そうな姿を子どもに見せたくない海老蔵さんは、あまり麻央さんと会わせなかったと聞いています。本来ならば今年7月か8月に麻央さんの乳がん闘病を公表する予定でしたが、スポーツ紙が報じたため、あの記者会見となりました」

 

今回、梨園でも麻央のがん闘病はまったく知られていなかった。

 

「会見を見て、役者仲間もみんな驚いていました。海老蔵さんの親友、(中村)獅童さんや(片岡)愛之助さんも『水くさいよ』と嘆いたほどです」(歌舞伎関係者)

 

誰にも相談できない海老蔵は、孤独の中で苦しんでいた。その中で唯一、海老蔵が頻繁に電話をして相談をしていた相手がいたという。

 

「“はとこ”にあたる、松たか子さんですよ。女性特有のがんですし、よく電話をかけては相談していたようです。いま彼が本当に心を開いて相談できるのは、彼女だけかもしれません」(前出・歌舞伎関係者)

 

だが、海老蔵も精神的にかなり追い詰められているという。

 

「気丈にしていますが、やはり参っています。ふだんは2人の子どもを溺愛している海老蔵さんですが、麻央さんの見舞いに訪れたとき、勸玄くん(3)が病床のママに、ついワガママを言ってしまったのでしょう。初めて本気で勸玄くんを叱ったこともあったそうです」

 

海老蔵はいま、「麻央を助けるためならなんでもやる」と周囲に話している。その熱意は必ず報われるはずだ――。

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