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7月18日に放送されたスペシャルドラマ『喧騒の街、静かな海』でNHK初主演をつとめたディーン・フジオカ(35)。“幼いころ精神科医の父親に捨てられた息子”という難しい役柄を演じ、話題を呼んでいる。

 

今回、撮影スタッフたちの間で話題となっていたのは、父親役を演じた寺尾聰(69)との意外な交流ぶりだったという。そのきっかけとなったのは、音楽だった。

 

「ディーンさんはCDデビューしていることからもわかるように、かなりの音楽好き。収録の合間にメロディーが浮かぶとスマホで録音していますし、朝ドラ『あさが来た』の撮影時も気分転換といえばピアノを弾くことだったと聞いています。いっぽう寺尾さんも収録の待ち時間にギターをいじることがあるほど、音楽が欠かせないものになっています。そんな2人だから、現場でもすぐに意気投合していました」(前出・NHK関係者)

 

寺尾といえば、81年に代表曲『ルビーの指環』でレコード大賞を受賞するなど、ミュージシャンとしての顔も持っている。そんな音楽でも“憧れの人”にあたる寺尾に対し、ディーンはすっかりご執心だったという。

 

「ロケが始まってからしばらくして、ディーンさんが『セッションしませんか?』と声をかけたそうです。すると寺尾さんもこれを快諾したらしく、現場で“即席のライブ”が始まったと聞いています。セッションのなかには寺尾さんの名曲『ルビーの指環』もあり、これにはディーンさんのテンションも最高潮だったそうですよ」(別のNHK関係者)

 

その感動を表すかのように、ディーンのインスタグラムにはクランク・アップの際に寺尾と仲よく肩を組む写真が投稿されている。そうして音楽で“父子の絆”を深めたディーンだが、撮影終了後もその熱は冷めやらなかったようだ。

 

「打ち上げのとき、ディーンさんは『いつか寺尾さんと音楽のお仕事もいっしょにできたら最高です!』と話していました。そして最後は寺尾さんと熱い握手も交わしていましたね。まさかの“ユニット結成宣言”に、スタッフたちからも思わず驚きの声が上がっていました」(前出・NHK関係者)

 

寺尾のギターに合わせてディーンが『ルビーの指環』を熱唱する――。そんな“夢の共演”も本当に実現しちゃうかも!?

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