SMAP解散が決まりつつあった7月下旬。“6人目のSMAP”森且行(42)が、埼玉県内のマンションから出て来た。その横にいたのは、30代後半とおぼしき笑顔の女性。歌手の杏里に似た、長身の美女だ。2人は自然に手をつないだが、人目の多い大通りに出ると、サッと離れて歩き始めた――。
別の日には、オートレース出場を終えて電車で戻ってきた森と同じ女性が駅で落ち合う場面も。2人はスーパーに入って笑顔で夕飯の買い物を始めた。トマトを手にとって、2人で品定めていた。96年にSMAPを脱退、長年の憧れだったオートレース選手に転身した森は、2年後の98年に3歳年上の亜紀夫人と結婚。結婚18年目、高校生の長男にも恵まれている。この女性は亜紀夫人だろうか。だとすれば、なんて理想的な夫婦の姿。
だが、森とこの女性が住むマンションは、埼玉県内のJR駅から徒歩20分のところにある。オートレース関係者は、そう聞くと驚きを見せた。
「森が埼玉県内のマンションで暮らしている?いや、彼は、都心のベイエリアにある“億ション”住まいのはずですよ。年賀状ももらったことがあるから間違いない。引っ越したなんて話は聞いてないが……」
たしかにこのマンションには、森が「とても可愛がっている」という長男の姿もない。 ならば、この一緒に暮らす女性はいったい誰なのか。そして、長男はどこへ――。取材を進めると、亜紀夫人と長男のいまを知る親族に本誌はたどりついた。都内で1人暮らしをする、亜紀夫人の母親A子さんだ。その口からは、衝撃的な事実が……。
「亜紀からは『別居している』としか聞いてませんけどね。2、3年前からじゃないですかね、日本でしばらく別居したのち、亜紀と孫はアメリカに渡りましたよ。原因?森の女性関係です。亜紀は森に愛想が尽きて、最後はスパッと切っちゃった感じかな」
母親は、娘婿を「森」と呼び捨てにした。
「森は結婚するとき、私に『どうしても亜紀さんと結婚させてください』と言って来たの。私は『絶対に幸せにするなら』と言ってOKしました。その約束を破ったわけですよ」
A子さんは、「移住から2年経ったいまも、2人は離婚していない」と話した。森は息子と会いたがっているが、亜紀夫人が会わせないという。SMAP解散が報じられた数日後の8月中旬。レース場に向かう森を直撃すると、ノーコメントを貫いた。
――亜紀夫人と息子さんは、米国に移住して別居されていますよね。
「……」
――同棲中の女性とはどういう関係ですか?
「……」
無言ながら、激しく動揺しているのが伝わってくる。最後には、カメラマンに謝るような素振りを見せ、森は逃げるように去って行った。そこで亜紀夫人の母親A子さんに森と同棲する女性について聞いたが「知らない顔ですね」と答えていた。