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釈放された息子・高畑裕太(23)の病室に、翌日から早速泊まり込んだ高畑淳子(62)。9月24日からは、主演舞台『雪まろげ』が始まる彼女は、息子の釈放当日も都内のスタジオで稽古に励んでいた。

 

『雪まろげ』は、故・森光子さんの代表作のひとつ。高畑が森さんから主役を受け継ぐ、華々しい舞台になるはずだったが、息子の逮捕で舞台の先行きには暗雲も――。

 

しかし、舞台関係者は本誌にこう話す。

 

「彼女は稽古場にすっぴんで来ているんですが、眠れていないのか目の下のクマが目立ちました。でもさすがというか、セリフ入れは完璧ですね。ホン読みのときから、ほとんど台本を見ないでセリフを言っていたので、プロだと思いました」(前出・舞台関係者)

 

芸能界復帰は絶望的な息子を抱えて、是が非でもこの舞台を成功させねばならない高畑に、芸能界の仲間は高畑に同情的だ。

 

「彼女はいま、知り合いから『がんばって』と言われるたびに泣いていますよ。主演ドラマ『女たちの特捜最前線』で共演した高島礼子さんからも直接、励ましの言葉をもらったそうです。『高島さん自身も大変なのに、申し訳ない……でも救われたの』って泣いていました」(前出・舞台関係者)

 

そして、『雪まろげ』の共演者たちにも“仲間の輪”が。

 

「榊原郁恵さんや柴田理恵さん、青木さやかさん、南海キャンディーズのしずちゃんが中心になり、“何かあったら私たちで高畑さんをガードしよう”と団結しています。今回の舞台にお客がどれだけ入ってくれるか、それで彼女の今後が決まりますからね。やっぱり、高畑さんの一世一代の舞台になるでしょうね」(前出・舞台関係者)

 

向き合うべき“母の試練”はまだまだ続く――。

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