9月11日、ファンクラブ限定ブログで米国人男性(27)と離婚する意向であることを明かした浜崎あゆみ(37)。14年3月に入籍してからわずか2年半のことだった。
浜崎は、12年にオーストリア出身俳優で元夫のマニュエル・シュワルツ(36)とスピード離婚。日本で婚姻届を提出していなかったため戸籍上は未婚だったが、今回の離婚で事実上“バツ2”となる。そんな彼女について、エッセイストの安藤和津(68)は14日放送の情報バラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)でこう語っている。
「どうせなら聖子ちゃん目指しちゃって、離婚したって何したって『あゆはあゆ』ってなればいいじゃない」
松田聖子(54)も2度の離婚を経験しているが、12年に歯科医男性と再婚。現在も第一線で活躍し続けている。
「あゆといえば、二大歌姫と称される安室奈美恵さん(38)と比較されることが多いと思います。でも彼女が目指すべきはアーティスト路線の安室さんではなく、どちらかといえば国民的歌手の松田聖子さんなのではないでしょうか」
と語るのは、雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんだ。
「安藤和津さんは『我が道を突き進んだ方がいい』とおっしゃったのだと思いますが、本来、彼女のマインドはファンとの身近さを感じさせる点にあると思います。それは二人称で綴られる歌詞にも現れています。しかし最近のあゆは、アーティスト路線を突き進もうとしている。このままだと彼女の良さは消えてしまう気がしてなりません」
もともと歌詞に自分の周囲で感じた身近な世界観を表現し、ファンからの共感を呼んできた浜崎。だから今こそ、自分の言葉できちんと思いを伝えていく必要があるというのだ。
「浜崎さんと同じ“バツ2で福岡出身でA型”という共通点のある聖子さんですが、彼女はスキャンダルがあっても会見を開いてお茶の間へ話題を届けてきました。そしてその度に大きく成長を遂げ、今の地位を築いたのです。しかしTwitterで炎上が続いた際もスタッフが管理して当たり障りないものにしてしまうなど、今の浜崎さんは何かあっても周囲がフォローしてしまう。でもそれだと、いつまでも新しい発見はないと思います」
人間性の見えないアーティストではなく、話題満載でもみんなから愛される歌姫。それこそが、浜崎をさらに飛躍させるのだ。
「その昔、彼女はオールナイトニッポンで『浜崎あゆみはバカじゃない』というラジオ番組のパーソナリティをやっていました。そこには包み隠さない生の姿がありました。好き勝手に生きながらも、自分の口から直接気持ちを語るべき。新しい挑戦も、いっそのことディナーショーを開くなどファンとの距離を縮める活動をしたほうがいいと思います」
“2度の離婚”さえも芸の肥やしに。そんな聖子流の生き方こそが、これからの浜崎の進むべき“道”なのかもしれない――。