およそ180年前、1837年に創業した世界で最も有名なジュエリーブランド、ティファニー。初のドキュメンタリー映画となる『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』が公開中だ。その公開を記念して、華やかなトリビアを紹介。
■“ティファニー ブルー”の調合は極秘
世界一有名な青色“ティファニー ブルー”。コマドリの卵の色をイメージして作られているが、調合法は関係者のみが知る極秘事項。色見本を作るパントン社は、ティファニー創業年にちなみ、この色の番号を1837としている。
■伝説のジュエリー“ティファニー ダイヤモンド”
ティファニーを象徴する、128.54カラットの世界最大級のイエローダイヤモンド。ふだんはニューヨーク五番街のティファニー本店に常設されており、一目見ようと多くの人が訪れる。そんな“ティファニー ダイヤモンド”が4年ぶりに来日中!11月27日までティファニー銀座本店3階ギャラリースペースにて特別展示中。ほかに、ティファニーの貴重なアーカイブコレクション約20点も同時展示。
■エリザベス・テイラーが愛したブローチ
8度も結婚した伝説の女優エリザベス・テイラー。彼女は2度結婚した俳優リチャード・バートンからティファニーの伝説的デザイナー、シュランバーゼーがデザインした“ドルフィン”や“フルール ドゥ メール”のブローチをプレゼントされ、愛用した。
■アメリカ歴代の大統領もティファニーに夢中
リンカーンは妻にパールのブレスレット、ジョン・F・ケネディは妻ジャクリーンの出産祝いにペンダントをプレゼント。ジャクリーンはブローチやブレスレットも愛用していた。オバマ大統領は、エリザベス女王への戴冠60周年の記念品として、1950年製のシルバーのコンパクトを贈っている。
■あの名作、主演はマリリン・モンローのはずだった
名作『ティファニーで朝食を』。当初はマリリン・モンロー主演の予定だったが、マリリンが娼婦役に難色を示し、代役に選ばれたのがオードリー・へプバーンだった。ティファニーは、オードリーがティファニーの宝石を手にする写真を撮影するのと引き換えに店内ロケを許可したという。