11月28日、覚せい剤使用容疑で再逮捕されたASKA容疑者(58)。複数の報道によると、25日に自ら110番通報。警視庁が任意で尿検査をしたところ陽性反応が出たため、逮捕状請求したという。
当初、一連の報道に対してASKAは自身のブログを更新。《すべて、フライングのニュースです》《陽性反応は、ありません。100%ありません》と否定していた。前日には新アルバムが完成間近であることを明かし、12月末には収録曲の一部を動画共有サイトで公開することも報告したばかりだった。
「アルバムの話が具体化したのは、今年8月ごろ。地元・博多に帰省してから計画が浮上したそうです。ただレーベルの協力は得られませんから、自主制作。費用は300万円ほどかかるでしょうが、すべて持ち出しです。それでも旧知のバンドメンバーたちも参加し、東京と福岡を往復しながらのレコーディングとなりました。福岡のスタジオを借りて、すでにラブソングなど13曲を完成させたそうですが……」(音楽関係者)
そんな再出発に乗り出していたASKAだが、家族も“ある大きな決断”をしていたという。
「実は、都内の自宅近くにあるマンションの一室を7月28日時点で売却していたのです」(不動産関係者)
実際、本誌は今年7月21日に洋子夫人が営業マンと思しき男性とこのマンションを訪れる姿を目撃している。マンションの名義はASKAさんの個人会社で、役員は彼と年上妻の洋子夫人(61)。再始動直前の売却決断には、妻の意向が大きく働いていたようだ。
「夫人は昨年8月にも札幌のタワーマンションの一室を約7500万円で売却しています。ASKAさんが一緒に逮捕された愛人と密会していた部屋でした。今回売却したマンションの部屋は彼の音楽制作部屋。しかし彼は夫人に『深夜の作業があるからあの部屋に行く』と偽って、愛人と会っていた。そういう意味では、この部屋も事件の記憶が残る場所でした。そして自宅以外に残っていたこの最後のマンションを売却したのです」(芸能関係者)
さらにASKAは今年1月にブログを始め、そこで集団盗聴盗撮やネットストーカーの被害にあったと主張。洋子夫人はすぐに夫を八王子市にある病院へ医療保護入院させている。
「入院生活は今年6月まで続きました。しかし彼は退院後も、夫人に何の相談もなくブログを再開。そこでまたしても“盗聴盗撮集団の遠隔操作が原因でブログが再開できなかった”などと書き込んだので、夫人としては『このまま再出発させるのは不安で……』という思いがあったのでしょう」(前出・芸能関係者)
結局、この部屋は都内の不動産会社に約5500万円で売却された。だが夫人にとっては価格よりも「自分の目が届かない場所を残しておきたくない」そして「過去を精算したい」という思いが強かったのだろう。家族の苦難は続く――。