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女優・多岐川裕美(65)の娘でタレントの華子(28)が12月12日、『しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間SP』(テレビ朝日系)に出演。“世間知らずでひんしゅくを買い親の顔に泥を塗っちゃった先生”として授業を行った。

 

人気女優・多岐川裕美を母に持ち、「誰もが羨むお嬢様」だったという華子。子供のころから超高級なバカラ製の人形でおままごとをし、飛行機での移動は常にビジネスクラスだったと告白。幼少期の贅沢が「世間知らずな人間」を作り上げてしまったという。

 

そんな華子も14歳の時芸能界入りを決意。しかしその理由は「母のような女優になりたい」という志ではなく、「母のようにチヤホヤされたい」という単純な憧れだった。当然母親に相談したところ猛反対を受けたため、内緒で10社以上の芸能事務所に履歴書を送るも結果は全滅。結局母にこの行動がばれ、コネを使って芸能界入りすることになった。

 

親の七光りもあり、業界に入って3か月でCMデビュー。1年で映画の主演を務めるなど、立て続けに大きな仕事が舞い込んでいく。そこで「こんなもんだろう」と完全に芸能界をなめてしまった華子。出演者である同じ2世タレントのIMALU(27)は「私も親の力で同じように仕事が舞い込んだが、不安で仕方なかった」と、華子の楽観主義に驚愕していた。

 

そんな大女優気取りだった華子の芸能生活にも暗雲が立ち込める。2011年に同じ二世タレントの俳優・仁科克基(34)と結婚するも、1年9カ月で離婚。騒動後、離婚タレントとして仕事のオファーがくるも断り仕事が激減。過食症になって体重も10kgも増えた。

 

昨年の夏頃になって芸能界引退を決意。しかしそのとき引退を引き留めたのは、芸能界入りを反対した母・多岐川裕美だった。「努力もしないでまた逃げるの?」という母の言葉に一念発起。「自分を変えよう」と生まれて初めてアルバイトにも挑戦した。母の名前を利用せずゼロからスタートする意味を込め、芸名も「多岐川華子」から「華子」に改名。そして華子は、こんな決意で授業を締めくくった。

 

「”多岐川裕美の娘“という言葉は必ずついて回る。これからは以前のように母の名前を利用するのではなく、母が大女優になるに至った影での努力・すばらしい内面・強い心の持ち方を学んでいきたい」

 

OA直後、彼女は自身のブログを更新。『しくじり先生』の収録後、高橋真麻(35)を子に持つ高橋英樹(72)から「あえて自分に厳しいことを言ってくれる人のことを大切にするといいよ、本当に変わった貴方にはこれから期待しているから頑張ってね」と激励されたことを告白。「ジワっときました。感謝。頑張ります!」とコメントしていた。

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