「ずっと待ち焦がれていた夢がようやく叶いました。もう感無量です……」
そう語るのは、陣内智則(42)の実父・功壱さん(75)だ。1月1日、フジテレビ・松村未央アナウンサー(30)との結婚間近と報じられた陣内。すでに親しい関係者へ結婚の意志を伝えているといい、タイミングを見計らって入籍する予定だという。元日には互いの両親を連れ、熱海へ1泊2日の婚前旅行に出かけたという報道も。だが実はこの旅行、陣内にとっては“ただの旅行”ではなかったのだ。兵庫県加古川市に住む功壱さんが続ける。
「息子から『先方のご両親も呼んで旅行に行こうと思ってるねんけど、親父とオフクロもどう?』と誘ってくれたんです。息子は向こうのご両親とは面識がありましたが、私たちはお会いしたことがありませんでした。わざわざ正月に両家が会うなんて、よっぽどのことがないとやりませんからね。だからいい機会だと思い、行くことにしたんです」
そうして実現した両家の温泉旅行。費用は、すべて陣内が負担。半年近く準備を進めてきたものだった。ここで陣内は交際後初めて“結婚”の2文字を両親の前で口にしたという。
「詳しい言葉は言えませんが、両家が揃うと『結婚したいと思っています』みたいに切り出したんです。それを聞いたときに、もう自然と目に涙があふれ出てきました……」
実父・功壱さんがここまで感極まったのには、理由があった。交際から約3年半、父は折に触れて息子へ“けじめをつけるように”と言ってきていたのだ。
「彼女も陣内家のお墓参りに来てくれたことがありましたし『いつかはそうなるだろう』とは思っていました。でもなかなか『結婚』という言葉は言わなかったんです。正直『大丈夫だろうか?』と心配になったこともあります。だからこうして伝えてくれて、嬉しさと安堵がこみあげてきて。女房も泣いていました。彼女にも、ご両親にも本当に感謝です。だって息子のほうが年上ですし、過去にも“いろんな流れ”がありましたから……」
陣内が藤原紀香(45)と離婚したのは、09年3月。当時、一部では陣内の浮気が原因だったとも伝えられていた。その後も11年には本誌がモデル・三枝こころ(29)との熱愛を報じたこともあったが、あえなく破局。そして14年に松村アナとの熱愛が写真週刊誌に報じられた際も、同時にモデル・小林真由(26)を“お持ち帰り”していた事実が発覚。そうしたトラブルを乗り越えた末の再婚報告だけに、陣内の両親も感無量だったのだろう。
「彼女はもう、息子なんかにはもったいないぐらいのできた女性です。私がいちばんピッタリくる言葉は“おしとやか”。まさに、おしとやかな女性ですね。ご両親も彼女のことを大切に育ててこられたのがわかるような、ものすごく感じのいい方でした」
そんな松村家からも晴れて結婚の許可をもらい、そこから一気に和気あいあいとしたムードに。温泉地で今後について話し合いながら、ゆっくりと両家の親睦を深めたという。気になる今後の予定について、一部では松村の誕生日である今年6月29日までに入籍するのではないかと言われている。だが、父・功壱さんは笑ってこう続ける。
「1日でも早く結婚してほしいという話は伝えましたが、ここまで来たら何も言うことはありません。個人的には、今年中に入籍や結婚式もあってもいいんじゃないかと思いますけど(笑)。私も歳をとったし、妻も孫のことを気にしていました。でも今は2人が前を向いて幸せに歩んでいってくれさえすれば、親としては何も言うことはありませんよ」