ダウンタウンの松本人志(53)が22日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、格闘家・角田信朗(55)との確執についてコメントした。
16日、角田は自身のブログで松本との確執を告白。《ダウンタウンの番組へレフリーとして出演依頼され、それを断ったことで共演NGになったのではないか》と一方的に共演NGにされていると明かした。角田が約8年前のエピソードをいまごろになって公開したことに、ネットでは《なぜ今ごろ?》《売名行為ではないか?》と騒動となった。
松本は「こんなカビの生えたような8年前の話、します?」と前置きし、事の真相を次のように語った。
「8年前にレフリーをお願いしたんですよ。“たたいて、かぶって、じゃんけんぽん”というゲームを、割と壮大なスケールで『ガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)で2〜3週にわたってやろうかなと。芸人さんをいっぱい呼んでチャンピオンを決める、みたいな。それで、レフリーがいるなと。レフリーでこういうのにいちばん向いているのは誰やというたら、当時でいうと角田さんなんです。実は、ここが問題なんですけど、角田さんにお願いしたんですよ。そしたら、角田さん側はOKやったんですよ。それで、レフリーの衣装も全部決めてるんですよ、打ち合わせで。ところが、『ガキの使い』って水曜日収録なんですが、2日前の月曜日にドタキャンされたんですよ。これを角田さんはブログでちゃんとそこを……。ご本人わかってないのかなぁ」
当時、月曜日に別の仕事をしていた松本のところへあわてた番組スタッフから「あさっての収録、角田さん無理になった」と連絡があったという。
「はぁ?ってなって。それで、代役っていっても、本当のレフリーを連れてきてもたぶん、(番組の)ノリもわからないんで。で、スタッフと『どうしよう、代役に誰を立てんねん』って相談したんですが、結局、時間も無さ過ぎて水曜日に間に合わないということで、収録が飛んだんですよ。だから、いろんな芸人さんのスケジュールもみんな押さえていたのも、『ごめんなさい、なし』ってなったんですよ。これは正直、大問題というか。だから、これはボクが怒っているとかそういうことではなくて、もう番組との問題とか、よしもととか、もっといえば日本テレビとの問題なので、ボクが共演NGとか、そんなちっちゃい話では、もうないんですよ。だから、ここにきて急にボクを名指しでおっしゃってんのか、よくわかんないんですよ」
角田のブログでは、ドタキャン後、久しぶりに「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)出演のオファーもあったのだが、収録で《松本さんが台本を見て 角田の名前を見つけた途端に 収録は中止や!!ということになった》とも綴っていた。
そのことについて、松本は「それは、なんかの手違いでオファーしちゃったんですが、それはよしもととしても番組としても、それは無理だと。やっぱり、ああいうことがあって、この世界のしきたりといいますか、(ドタキャンした)その人と数ヶ月後に笑いながら番組してたら、ほかの人たちにしたら“何やねん”という話になってきますから。“これはやっぱ無理でしょ”ということなんです。だから、ボクどうこうじゃないということをいっておきたいのと、ドタキャンだということと、それから8年経ってブログでっていうのになってくると、ルール違反なんじゃないかなと。ルールは誰よりあの人、わかっていると思うので。また、これ(『ワイドナショー』)を見て、またブログでっていうのも、正直ボクはちょっと」と話した。