歌手・和田アキ子(53)が27日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)で、昨年の紅白歌合戦落選についてその心境を明かした。
昨年の暮れ、大きなニュースとなった和田の紅白落選。’70年に「笑って許して」で紅白初出場を果たした和田は、その後紅組のトリを7回、司会を3回を務め、通算出場は39回。昨年、選ばれていれば通算40回出場となっていた。
そんな節目の年の紅白落選について、和田は「これね、しゃべってないんですよ、私。今更しゃべることでもなし、もう終わったことやから」と前置きした上で、次のように話した。
「ただね、みんな毎年出てると思ってるけど、私(初出場から)9年間出てて。10年目、がんばろうと思ったとき落とされたんですよ。んで8年間、落とされててん」
’70~’78年の9年間、紅白に連続出場した和田だったが、その後’86年まで8年間、紅白出場依頼はなかったという。
「そして、(’86年に出場依頼の)話がきたときに『何のため出んの?いらない』って言ったら、ウチのマネージャーが『断る理由がない』って。『あ、確かに』って言って、トリも取らしてもらって、司会もやらしてもらって。それで、去年は出していただくと、全部で(紅白出場が)40回になると思って……。もうちょっと、大人の対応をしてほしかった。やっぱり、持ちつ持たれつやったから」
和田がもらした本音に、ダウンタウン・松本人志(53)は「でも復活してほしいですけどね」と問いかけたが、和田は「私はもうないな」ときっぱり。「もう十分。勉強もさせていただいたし。ありえない」と語った。