image

 

「今回の熱愛報道は、中居さんにとっても不本意だったそうです。というのも、彼は現在行われているWBCの公認サポートキャプテンを務めていて、野球好きの彼にとって大切な時期。交際が表に出たこと自体より、どちらかというと “なぜこの時期なんだ!”という思いが強いようです」(テレビ関係者)

3月16日発売の『女性セブン』が中居正広(44)の熱愛が報じた。記事によれば、お相手は12歳年下の振付師兼ダンサーの武田舞香(32)。2人の出会いは7年ほど前。SMAPのPV制作を武田がサポートしていた。その後、ダンスの個人レッスンなどで仲を深めて交際に発展し、同棲生活は6年に及ぶという。しかし今回の熱愛報道に関係者が口をそろえるのは「これまでの中居くんなら絶対にこんな記事が出ることはなかったはず」という点だ。

 

「中居さんはSMAPについて『自分が一番のファン』と公言し、解散後にソロ活動をしていても『心の中にはいつもSMAPがある』と口にしていました。そのため解散前までは、メンバーの誰よりもアイドル像をしっかり守ってきたのです。今回の熱愛報道は“SMAPのリーダー”から解放されたことが大きかったのでしょう。もう今までのようにリーダーとして“自己規制”する必要もなくなったわけですから」(前出・テレビ関係者)

 

SMAPが存続の危機に直面したときも、先頭に立って奮闘してきたのは中居だった。

 

「森且行(43)さんが脱退したいと申し出たとき、中居さんが涙ながらに説得しました。それでも、決意が固いことを理解した中居さんは、寂しい気持ちを押し殺して森さんを気持ちよく送り出してあげました。01年に稲垣吾郎さん(43)が謹慎で出られなかったコンサートの際も、中居さんの提案で稲垣さんの似顔絵が描かれたTシャツを4人で着用し、不在を乗り越えました。いまや独り立ちして中居さんはこうした重責を肩から下ろすことができたのです。だからこそ、やっと恋愛も含めて、自分自身の私生活のことも考えられるようになったのだと思います」(前出・テレビ関係者)

中居に限らず、このところジャニーズメンバーの交際報道が続いている。この一連の流れには、あるきっかけがあったという。

 

「2年前、TOKIOの国分太一(42)さんが結婚した際、ジャニー社長が『遠慮なく、適齢期になったら結婚すべきです。将来、子供も必要だしね。人として当然のことです』とコメントしたのです。社長じきじきの“お墨付き”の効果は絶大で、以降、堂々と交際するメンバーが増えたようです」(前出・芸能関係者)

 

これまで“結婚不適合者”を自認し、結婚には『向いてない!』と公言してきた中居。それが一転、2月11日放送のラジオ『中居正広のON&ONAIR』で、「ちょっと今年、女の子と遊びたいな。いいかな?誰の許可なんだろ(笑)」と、意味深な発言を口にしていた。中居の熱愛報道について、アイドル評論家の中森明夫さんはこう語る。

 

「熱愛報道は、彼ももう40過ぎの男なので当然だろうと思います。解散して孤独になった彼を支えてくれる女性がいても、自然なことですしね。誰も文句をいう人はいないのでは。ジャニーズ事務所のグループのリーダーたちをみると嵐の大野智(36)さん、V6の坂本昌行(45)さん、TOKIOの城島茂(46)さんなど、みんな結婚していませんよね。恋愛や結婚より“グループ第一”というリーダー像は、中居くんが築き上げてきたもの。後輩グループのリーダーたちも中居さんの姿を見てリーダーの“品格”を学んできたのでしょう」

 

実際、城島や大野は、中居から“リーダー像”を学んでいるという。

 

「リーダーに“メンバーを引っ張っていくタイプ”と“メンバーを下支え”するタイプに分かれます。中居さんは後者。良きリーダーはメンバーそれぞれの個性を引き立てる“縁の下の力持ち”的な存在です。城島さんも大野さんもメンバーを後ろから見守るリーダー。彼らは、中居さんのリーダー像を非常に参考にしていますね」(前出・芸能関係者)

 

中居は“メンバー思い”であると同時に、“家族思い”な孝行息子としても知られている。

 

「お父さんには亡くなる前に彼女を紹介したそうです。正志さんが入院中は笑福亭鶴瓶(65)さんや松本人志(53)さんら、中居くんとごく親しい人だけがお見舞いに行きました。なので、彼女はそれだけ中居さんにとって大切な人だということです」(別のテレビ関係者)

 

28年間、背負ってきた“リーダーの自縛”から、ようやく解放された中居。天国の父も、いつか愛息が家庭を持つ日を心待ちにしていることだろう――。

関連カテゴリー:
関連タグ: