今期の平均視聴率NO.1を記録しているドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)。その打ち上げが5月12日、都内のクラブで一足先に行われていた。
開宴時間の19時を前に、速水もこみち(32)などの出演者が続々と会場入り。主演の天海祐希(49)も白のシャツを着こなし、颯爽と店内へ入っていった。
「シリーズ2作目とあって、出演者全員の息も最初からピッタリ。クランクイン前には天海さんが『決起集会をやろう!』と言って、さっそくみんなで飲み会を開いていました。それ以降も撮影中には何度も飲み会が開かれていたのですが、天海さんはすべて顔を出していました。おかげで現場はいつも大盛り上がり。スタッフもキャストも『本当にいいチームだよ』と話していましたね」(番組スタッフ)
豪快な“飲みニケーション”で、男だらけの現場をまとめていった天海。だがいっぽうでは、繊細な気遣いもみせていたようだ。
「カレーのケータリングを頼んだ際は、天海さん自らお皿によそってくれて。みんな大喜びで、お代わりする人が続出していました。それ以外でも頻繁に差し入れをしてくれていました。出演者の年齢が高めなこともあって、差し入れる品もヘルシーなものが中心。そうした気配りに、オジサマ方も目を細めていました(笑)」(前出・番組スタッフ)
実際、冒頭の打ち上げでも天海の人気ぶりはきわだっていた。1次会は22時ごろに終了したが、天海は小走りで車に乗り込み2次会にも参加。そんな彼女の後を追うように、男性出演陣もこぞって出席していた――。
そんな『キントリ』だが、実は早くも続編となるシーズン3の製作が内定しているという。
「今のところ、来年の7月クールか再来年の4月クールで調整中です。その前に特番を組むという話も出ているようです。局としても演技派の役者たちが密室で見せる人間ドラマに、並々ならぬ手ごたえを感じています。もちろん天海さんあっての『キントリ』ですから、続編実現には彼女の出演交渉が必須。局内では『最優先で天海さんのスケジュールを押さえるように!』との指令が出ているそうです」(プロダクション関係者)
“歓喜の打ち上げ”でさらなる結束を固めた『キントリ』チーム。天海は次回作でも“オヤジ殺し”の気配りで、きっと現場を盛り上げてくれることだろう。