5月24日、東京・渋谷区道玄坂で大麻所持の現行犯で逮捕されたKAT-TUNの元メンバー・田中聖容疑者(31)。調べに「大麻は自分のものではない」と容疑を否認しているという。
「彼は“いいヤツ”なんですよKAT-TUNのデビュー直後に、実家を新しく建て直したんですが、父親と“親子ローン”を組んでのことでした。それも自分が一家の大黒柱になるという思いから。弟たちの面倒もすべて見ていましたし、人とのつながりを大事にするから、年上の経営者たちからも可愛がられていました。解雇された後も、テレビ業界に“コウキならこれからも応援したい”という人はいっぱいいて。でも付き合いが良すぎて、反社会的な人たちと飲んでいるのを目撃されたり、脇が甘いところがあって……。それもあって最近では、“彼との連絡を絶った”と話す業界人もいました」(音楽関係者)
全国紙社会部記者は「彼は以前から警察に狙われていた可能性もある」と話す。
「昨年夏、ロンブーの淳さんのテレビ番組の企画で、田中容疑者は尿検査を受けたのです。そのときの結果は“陰性”でしたが、じつはその前にも彼は警察から尿検査をされているんですよ。仕事の打ち合わせに向かうところを職務質問され、任意で薬物検査されたということなんですが、すでに目を付けられていたのかもしれません」
田中は一昨年の本誌インタビューで、バンド活動に励む日々をこう語っていた。
「いまは自分にうそをついちゃいけないときだし、絶対に逃げたり甘えちゃいけないのかなと。ここでドロップアウトしたら、たぶん二度と這い上がれない気がするんです」
この言葉が本当になってほしくないが――。