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ダウンタウンの松本人志(53)が7月2日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。人気アイドルグループ「欅坂46」の握手会にて男が刃物を所持し、逮捕された事件に言及した。

 

今回問題となったのは、6月24日に千葉・幕張メッセで行われた握手会。男は手荷物検査と金属チェックをすり抜けて果物ナイフを会場に持ち込んだうえ、会場内で発煙筒を点火した。逮捕後、男は特定のメンバーを名指しして、「刺して殺そうと思った」と供述しているという。

 

松本は、「極端な話、『握手会をやるのか、アイドルを辞めるのか、どっちか選べよ!』という世の中になってしまっているじゃない」と前置きしながら、「本人(アイドル)たちが腹くくるしかないよね。結局、本人たちの意思ですよ」とコメント。

 

安全対策の強化については、「周りがどれだけ安全に気を遣ったって、不特定多数の人間を集めて、ましてや触れ合っているわけだから、100パーセントの安全なんてありえない」と一刀両断。それでも対策の例として、「二人一組で来ないとダメ、とか。多少は抑止力になるのでは」と提案した。

 

いっぽう、出演していたヒロミ(52)は、“会いに行けるアイドル”というコンセプトをやめるべきだと主張。「アイドルは憧れの存在じゃないと。だって、(握手会は)怖くない?」と、握手会の実施そのものを疑問視した。この意見に松本は「そうなのかな?」と難色を示していた。

 

この日は、2016年に解散したアイドルグループ「乙女新党」のメンバーである其原有沙(15)も出演。自身の握手会を振り返り、「私がいたときにこういう事件は無かったけれど、アイドルを始めたときは怖かった」「長い時間握手をするファンがいるときは、(背後にいる)スタッフがはがす」と、エピソードを明かした。

 

Twitterでは、《CDに握手券つけてるから握手会やめることができないというのが事実なのでは?》《握手会を無くしてしまうと、CDの売り上げ数は落ちる》と握手会の実施理由を分析する声が相次いだ。松本の提案については、《他人のフリした二人が結託していて害を成そうとしてたらもっと不味い》と、“逆効果”となる危険性を指摘する声もある。 

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