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「このところ、今井さんは東京都議選の応援で都内を飛び回っていました。でも、演説では明るい笑顔を見せていましたが、選挙直前の5月に恋人と別れてしまったようなんです」(今井の知人)

 

昨夏の参院選で自民党から出馬し、初当選した今井絵理子参院議員(33)。そんな今井の熱愛が発覚したのは、16年2月。参院選の目玉候補として注目されていた今井が、沖縄の中学校時代に同級生だったという男性・Aさんと都内で半同棲中と報じられたのだ。今井は04年にロックバンド『175R』のSHOGO(37)と結婚。04年に長男を出産するも07年に離婚している。長男に聴覚障害があることから、シングルマザーとして奮闘しつつ、障害児福祉に強い関心を抱くように。それが、出馬の動機になったという。離婚から7年が経った3年ほど前、今井はAさんと再会。ほどなく交際に発展した。

 

「Aさんは徳重聡さん似のイケメンで、今井さんの初恋の人なんです。付き合い始めてから、今井さんの長男も彼に懐いて、父親のように慕っていました。もう2年近く、Aさんが今井家に頻繁に寝泊まりする“半同棲状態”が続いていたんですが……」(前出の知人)

 

Aさんは半同棲するだけでなく、長男の育児や家事を献身的にサポートしてきた。昨年12月の朝にも、Aさんが東京・国分寺市内にある今井の自宅から、長男を車に乗せて学校まで送る姿が週刊誌で報じられている。今井自身も週刊誌のインタビューに答え、「息子も再婚を望んでいる」と話していた。じつは、Aさんがここまでがんばっていたのには理由がある。議員になって以後、今井は長男が待つ家に帰れない日々が続いていたのだ。一部では“育児放棄”という口さがない陰口まで――。

 

「今井議員の自宅から永田町まで、1時間半はかかります。そのため、朝の勉強会や朝食会にマメに顔を出して勉強に励んでいる彼女は、そうした予定がある前の晩は、都心のホテルに泊まっているんです。しかたないこととはいえ、“母子別居”状態になることが多く、Aさんは彼女のためにと、今井議員のお母さんとも協力して、育児や家事をサポートしていたんです」(前出の知人)

 

そんな彼女が“献身恋人”のAさんと別れるとはなにがあったのだろうか。

 

「今井議員にはすでに新しい恋人がいるようです。関西在住の政界関係者と聞きました。今井さんは、仕事で尊敬できる男性に恋心を抱きやすいタイプ。参院議員になってから、政界で“憧れの人”を見つけてしまったのかもしれません」(永田町関係者)

当事者に話を聞こうと、都内で仕事帰りのAさんを直撃した。Aさんはすでに今井の自宅を出て、ひとり暮らしを始めていた。

 

――今井さんと破局されたそうですね?

 

「ええ、まあ……」

 

戸惑いながらも、破局を認めたAさん。「自分からは何も言えない」と断ったが、今井の“育児放棄”については、きっぱり否定した。

 

「彼女は、母親としてしっかりやっていました。それは間違いありません。僕に子供を押し付けていたわけでもない。忙しいながらも、彼女は頑張っていました。今でも彼女を好き?そうです、はい。嫌いになって別れたわけではないです」

 

――今井さんには、すでに新しい恋人がいるという話があります。

 

「えっ……それは知りませんでしたが、僕がどうこう言うことではないです」

 

いまも今井のことを応援していると、記者に話した。それならば、なぜ2人は別れたのか。今井の議員事務所に問い合わせると、こんな回答が返ってきた。

 

「Aさんと別れたことは事実です。どちらも仕事が忙しく、すれ違いが多くなった結果、話し合いの末、円満に別れたと聞いています。今井が勉強会などで家に帰れないことが多いのも事実です。でも帰れるときは自宅に帰って夕食を共にしたりと、なんとか時間を作っています。長男も中学生になって、自立心が強い子なので母親の仕事も理解し、応援してくれていますよ」

 

だが新恋人については「よく食事などして相談にも乗っていただいているのは事実ですが、お付き合いはしていません」と答え、この男性の存在が理由となってAさんと別れたわけでもないと否定した。議員の私生活に詳しい政治ジャーナリストはこう語る。

 

「1年生議員が、東大卒の官僚や大臣、マスコミといった人たちに囲まれるようになって、いままでの世界が色あせて見えてしまうことはよくあるんです。今井議員も、Aさんに感謝しつつ、何か物足りなさを覚えるようになったのかも……。ただ、彼女はよくがんばっていますよ。3月に国会で初質問に立ちましたが、1年生議員の中でもかなり早いほうです。緊張しながらも、ライフワークの障害児教育について熱心に質問していました。勉強熱心で頭もいいと評判です。女性議員はみんな同じですが、子育てとの両立はとても大変なんです。そのなかで、彼女は必死にがんばっていますよ」

 

長男を育てながらの奮闘の日々を、“献身恋人”を失った今井議員は乗り切っていくことができるのか――。

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