日に日に盛り上がりを見せる夫で俳優の船越英一郎(56)と妻でタレントの松居一代(60)の「離婚バトルだが、各局のワイドショーにも恩恵をもたらしている。
騒動勃発直後の6日、大々的に時間を割いてこの話題を伝えたのはフジテレビ系の「バイキング」。すると平均視聴率8.0%ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。14年4月1日の番組スタート以来、最高視聴率を記録したのだ。
「同時間帯はこれまでTBS系『ひるおび!』が強かったのですが、船越・松居のバトルについてはそこまで大々的には取り上げませんでした。しかし昼のワイドショーの視聴者層の多くを占める主婦たちは船越・松居の騒動にかなり関心を寄せていたたようで、今回、視聴率がひっくり返ったのです。その後も『バイキング』は好調を維持しています」(情報番組を手がける制作会社幹部)
また15年3月から全国放送がスタートした「ゴゴスマ -GO GO!Smile!-」(TBS系)は当初苦戦が予想されていた。しかし昨年7月の都知事選以降、小池百合子都知事(64)と都政の動向に時間を割いて放送したところ、他局と互角以上に渡り合っている。
「最近では『週刊新潮』(新潮社)が報じた自民党の豊田真由子衆院議員(42)の元秘書に対する“暴行&暴言音声”をワイドショーのみならずニュース番組も大々的に取り上げまるで“バブル”のように軒並み視聴率がアップ。船越・松居のバトルでは松居がアップした動画を流すと数字がいい。特にワイドショーは、こうした“視聴率女”たちに盛り立てられていますね」(民放キー局のワイドショーデスク)
“視聴率女”たちは名言も豊富。年末の「新語・流行語大賞」まで、まだまだワイドショーにさまざまな話題を提供してくれそうだ。