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10月17日にスタートした、小泉今日子(51)主演のドラマ「監獄のお姫さま」(TBS系)。物語のキーパーソンを演じているのが、女優の夏帆(26)だ。

 

夏帆が演じるのは伊勢谷友介(41)演じる会社社長の元婚約者で、社長の愛人を殺害した罪で服役する女囚。その女囚のえん罪を晴らすため小泉らが社長に果たす“復讐劇”が、宮藤官九郎氏(47)の脚本により痛快に描かれる。

 

「小泉さんや満島ひかりさん(31)、菅野美穂さん(40)など、女優陣はいずれも演技派ぞろい。その中で存在感を出せる女優がなかなかいなかったところ、夏帆に白羽の矢が立ったのです。それほど今の彼女は業界的にも評価が高くなっています」(TBS関係者)

 

ティーン誌のモデルを経て女優に転身した夏帆。07年公開の主演映画「天然コケッコー」での演技が評価されて「日本アカデミー賞」など多数の新人賞を受賞し、頭角を現した。

 

翌年には「砂時計」など、主演映画3本が立て続けに公開。以後は脇役もこなすようになり、13年放送のテレビ東京系ドラマ「みんな!エスパーだよ!」では“お色気路線”にもチャレンジしている。15年公開の映画「海街diary」では綾瀬はるか(32)や長澤まさみ(30)や広瀬すず(19)と美人四姉妹役を演じ、話題を呼んだ。

 

「夏帆さんは作中で三女役を演じました。綾瀬さんと長澤さんが演じた長女と次女をとりなし、広瀬さんが演じた異母妹を家族になじませる役どころ。そんな難しいキャラクターを絶妙なバランスで演じたのです。しかしほかの3人が各映画賞を受賞するなか、なかなか受賞には至らなかった。そのため『日本アカデミー賞』で優秀助演女優賞を獲得した際は夏帆さんの努力を認めていたスタッフの方が喜んでいたほど、みんなから好かれていますね」(映画業界関係者)

 

新ドラマでは回が進むにつれ、好演で視聴者をひきつけそうだ。

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