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12月14日、元SMAPの稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が立ち上げた共同サイト『新しい地図』で、映画『クソ野郎と美しき世界』のメガホンを取る4人の監督が発表された。

 

映画監督の園子温(55)と山内ケンジ(59)、爆笑問題の太田光(52)、映像ディレクターの児玉裕一(42)の4人が、1作ずつ短編オムニバス作品の監督・脚本を担当するという。なかでも山内氏の起用に、Twitter上では《静岡県民ならワクワクするの間違いない!》と熱狂の声が上がっている。その理由とは――。

 

山内氏は電通映画社出身で、CMを中心にテレビドラマ、ショートフィルム、WEBドラマなどを手がけてきた。’04年には演劇プロデュース・ユニット「城山羊の会」を結成し、’15年には“演劇界の芥川賞”とも呼ばれる岸田國士戯曲賞を受賞。ジャンルを超えた活躍を続けている。

 

そんな山内氏が長年手がけているのが、静岡県に本社を置くパチンコチェーン「コンコルド」のCM。

 

俳優の古舘寛治(49)らが「コンコルド人間♪ 略してコンコルゲン(パヤパヤ♪)」とひたすら歌うだけの作品や、人間とは少し違う存在“コンコルゲン”や悪を食う動物“パヤ”をめぐるストーリーなど、パチンコとは全く関係のないシュールなCMが静岡県民を虜にしてきたのだ。

 

山内氏の起用を知った静岡県民からはTwitter上で《不思議で謎なやみつきな作品になりそうで楽しみ》《めちゃめちゃテンション上がってます!》と歓喜のツイートが続々と投稿されている。

 

4作のうち、香取の主演作でメガホンを取る山内氏。香取は「山内ケンジ監督の描く、香取慎吾を楽しみにしていて下さい。監督が作る、僕の新しい世界に僕もワクワクしています!」とコメント。

 

果たして山内氏の起用は、果たしてコンコルドのシュールな世界観を期待したものだったのか――。来年4月6日の公開が楽しみだ。

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