12月22日に最終回を迎える、黒柳徹子さん(84)の半生を描いたドラマ『トットちゃん!』(テレビ朝日系)。
福山雅治(48)が書き下ろした主題歌『トモエ学園』は「心にしみる名曲」とファンに好評だ。曲名は、舞台となる小学校からとられている。
「昨年9月に福山さんが『徹子の部屋』に出演したときのことでした。収録が終わって、福山さんが廊下で番組関係者に挨拶されていたのですが、そこで黒柳さん本人が直々に主題歌づくりをお願いしたんです。福山さんは驚いていましたが、『ぜひ!』と即答。スタッフたちからは思わず拍手が起きたそうです」(テレビ朝日関係者)
じつは福山にとって、黒柳さんは長年の“憧れの人”だった。デビュー当時からの夢のひとつが「『徹子の部屋』に出演する」だった。その夢がかなっただけでなく、直々主題歌を頼まれた福山。曲のイメージを膨らませるため、黒柳さんを食事に誘ったという。
「関係者も呼ばず、2人きりの“デート”だったそうです。お互いの昔話やパンダの話などで盛り上がったとか」(前出・テレビ朝日関係者)
福山との“デート”の気になる感想は? なんと黒柳さん本人が取材に答えてくれた。
「日本食のディナーでした。4時間ほど、お話しさせていただきました」
――どんなお話を?
「私の子ども時代や両親のこと。ドラマで描かれているNHKでお仕事をする経緯や、ニューヨークに留学する経緯をお話ししました」
――インスタグラムも、福山さんがきっかけだったと。
「インスタクイーン・ランキングでも3位に選んでいただきました。1位、2位は若い方ですのに、とてもうれしいこと。フォロワーは87万人もいるんです」
――主題歌のご感想は?
「作曲中、福山さんからテープを3回も送っていただきました。感動して、毎回すぐにお返事しました。福山さんの『トモエ学園』は、私が1冊にわたって書いた内容を1曲に全部込めたもの。すごい!」
福山との交流はいまも「続いています」という黒柳さん。すべてをさらし合った“和食デート”で、福山は36歳上の“親友”を手に入れた――。