ダウンタウンの松本人志(54)が5月13日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。インターネット上で憶測を呼んだ自身のツイートについて言及した。
松本は5月4日夜、「卑怯な者は負ける! よくやったニッポン!」とツイート。これが、世界卓球選手権における南北合同チーム結成のことを指しているのではないかと、憶測を呼んでいた。
このツイートの真意を聞かれた松本は「ちょっとお酒も入っていました」としつつも、南北合同チーム結成のニュースに影響された発言であったことを認めた。
松本は「こういうことを言うとね、『そうだ、松ちゃん』と、すぐ人種差別的なことを一緒にして言ってしまう人がいる」とけん制。「人種差別は大嫌いです。そんなことを言っているんじゃない」と話し、“人種差別”に基づく発言ではないと強調した。
怒りの方向としては、「こういうことを許す大会が許せないし、政治利用も嫌だ。合同で行くなら、最初から合同でないと。この先も合同でないといけない」と説明。また、「男子はなぜ合同ではないのか。これは気持ち悪いですよね」と疑問を呈した。
松本の疑問には、北朝鮮情勢に詳しいジャーナリスト・辺真一氏(71)も「その通り。まったく同感ですね」と頷いた。「なぜ男子が合同ではないのかというと、男子は力の差がありすぎるから。女子の場合はだいたい接近している」と見解を示した。
南北合同チームについては、試合シーズン中である5月3日に結成が発表された。韓国と北朝鮮の女子チームが準々決勝で対戦する予定だったが、合同チーム結成により対戦は回避に。合同チームとして日本との準決勝に駒を進めることとなった。
5月4日に行われた準決勝の結果は、日本が勝利。最終成績として日本は銀メダルを獲得した。