「『青の帰り道』が今冬に公開されます。主演を務めさせていただいたこの作品。7人が大人になっていく夏を描いた作品で夏でなければ撮れない作品でした」
5月15日、こうInstagramに投稿したのは真野恵里菜(27)だ。真野は主演作となる映画「青の帰り道」が今冬に公開されると報告。同作には高畑裕太(24)も出演しており、撮影中止となっていた。中止の旨をマネージャーからの連絡で知ったという真野は、「瞬時に理解できずただただ呆然としました」と回想。そして、こう明かしている
「数日たってもよく分からず 毎年夏は終わるのに 秋になっても夏が終わった感覚がせず心の何処かに引っかかるものがずっとあって だけど誰かに怒りを感じたりする気持ちもなく」
真野は当時について「ただただ、この作品を完成させたい ちゃんと私たちの夏を終えたい。そんな気持ちでした」と語っている。だが同作は新たに戸塚純貴(25)を迎え、昨年の夏に再始動。真野は、心境を明かしている。
「監督、スタッフの皆さん、元々のキャストのみんなと この作品創りを再スタートさせられたこと 無事に撮り終えたことに何よりも喜びを感じました」
そして、こう結ぶ。
「この作品が1人でも多くの方の目に触れますように」
そんな作品への思いを明かした真野に、ネットでは労いの声が上がっている。
《本当に本当に公開される事になって良かったです。ずっと心配してました。早く見たいです》
《「青の帰り道」の撮影が再開されたのも、公開が決定したのも、その後の真野さんの活躍があったからだと思います。真野さんの大切な映画が見れることに感謝です》
《計りしれない思いが掛け替えのない作品となって多くの方に届きますように願っております》
同作は、今月29日から6月3日までドイツにて開催される日本映画専門映画祭「ニッポン・コネクション」に出品されるという。