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現在放送中のドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレビ朝日系・毎週金曜23時15分~ ※一部地域を除く)でヒロインの初恋相手の大学生を演じる町田啓太(25)。劇団EXILEのメンバーで、’14年、連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)で注目された最旬イケメン男子だ。昨年、『美女と男子』(NHK)でブレーク。仲間由紀恵扮するマネージャーと恋に落ちる新人スターを演じ、世の女性たちを胸キュンさせた。

今回の女性自身のインタビューでは、ピュアな恋を描いた最新ドラマの見どころから恋愛観やバレンタインデーにまつわる思い出まで、体育会系男子の恋を赤裸々に語り尽くしてくれました!

 

――『スミカスミレ 45歳若返った女』が放送スタートしました。今回、町田さんが演じる真白勇征という青年は、どんなキャラクターですか?

町田:原作が少女コミックで、そこに出てくるキャラクターになりますが、ドラマでは、高校生ではなく大学生という設定で。誰に対しても優しくて、友達も多い、人の悪口とかも言わないような、“ザッツ好青年”ですね。本当に、こんな人物がいるのかなあ? と思ってしまうような人ですね。僕がやらせてもらうのが、だいぶおこがましいような人物です。

 

――町田さん自身に近いキャラクターですか?

町田:僕、こういう役は結構、初めてというか。逆に、闇を抱えていたり、ダークな役が多いので、真白くんのような好青年の役は初めて。今、現場で監督とかと相談しながら、一つひとつ作っている感じです。マネージャーは、「ふだん通りでいいんじゃない、近いところもあるよ」って言ってくれるんですけど、「いや、ないだろう」って僕は思いながら(笑)。こんな、女性にとっての理想の人みたいなキャラクターを僕が……って感じです。

 

――真白くんのこの表情に胸キュンする! みたいな、ご自身でポイントにしている表情や仕草はあるんですか?

町田:いやあ、なんだろう(笑)。自分よりも人のことを大切にするタイプの人間だと思うので、とにかく、周りの人に優しく、接し方も丁寧に、というのは心がけてやっています。あと大学生で、明るいキャラクターなので、明るさとかも大事にしています。桐谷美玲さん演じる如月スミレさんとの掛け合いとかも、ちょっとジェネレーションギャップがあるように、おもしろ、おかしく見えるように。キュンポイントは、どうしても男目線だと、どこなんだろう?って(笑)。でも、そういうポイントもたくさんあると思うので、期待していただければ、アハハ。頑張ります!!

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――先ほどおっしゃったように、闇をかかえたようなキャラクターと、今回の真白くんのような好青年と、ご自身では、どちらのほうが演じやすいですか?

町田:闇をかかえたような役のほうでしょうか。本当、そういう役が多かったので。今回、真逆の役なので、やりやすいとか、やりにくい、という以前に、新しすぎて。今、別世界に来ているみたいです。できるならば、真白くんのようになりたいですね(笑)。

 

――『美女と男子』(NHK)のときのような、ちょい闇を抱えているくらいの感じも好きでしたよ(笑)

町田:楽しいですよ、ああいうのも。ふだん人に対してズバっと言うことがあまりないので、あれはあれで楽しかったです。

 

――自己分析すると、町田さんはどんな性格ですか? 意外と天然だったり?

町田:ああ、意外と、抜けてるところもあるみたいです(笑)。そう指摘されることも多々あるので、気をつけるようにしているんですけど。あと、先輩に言われたことがあるのは、「お前、この職業をやってなかったら、公務員をやっていそうだね」って。そう言われると、大学のとき、実際、教員免許を取りたいと思って、勉強していたこともありますし。それに、マイペースは相当(笑)。仲良くなった人には、ずっと話したくなるので、オチのない話を延々としていることもあります。

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――おっしゃるように、経歴が異色ですよね。高校卒業後に航空学校に行かれたこともあれば、体育大にも行かれて?

町田:性格的にいろんなことに興味を持つ派なんだと思います。チャレンジしてみたい、気になったことをやってみたいというところはありますね。好奇心は旺盛なほうだと思います。それで今は、役者をやっていきたい、と。

 

――ダンスもやっていましたから。

町田:もうだいぶ踊ってないんです(笑)。ショーに出たいとか、舞台に立ちたいというのは、まったくないですね。今は、見ているほうが楽しいですね。

 

――今、役者という仕事は、好奇心旺盛な町田さんにとって興味深いものですか?

町田:だから選んだのかなって思います。毎回、現場も違いますし、作品も役どころも違いますし、いろんな方と出会いますし、楽しいです。あと、いいエンターテイメントを作ろうって、みんなでいろいろ考えて一生懸命やっている雰囲気も好きですね。やっぱり、ずっと体育会系で生きてきたので、チームプレーが楽しい。なので、これから先も、突き詰めてやっていきたいなあと思う職業ですね。

 

――目の前に壁が立ちはだかったこととかは?

町田:毎回あります。今回の真白くんは、最強に大きい壁かもしれないですね。キャラクターもそうですし。毎回そうなんですけど、新しい役や未経験のことを表現していかなきゃいけないとき、「壁、高いなあ」って思いますね。ピュアなラブで、好青年で、という2つの初体験を楽しんでいます。

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――実際、町田さんご自身は、恋愛については積極的なほうですか?

町田:好きになったら、好き! っていう。自分から積極的にアプローチするタイプですね。真白くんも、まっすぐに好きになっていく感じなので、そこらへんも自分を投影できればなあと思っています(笑)。僕自身、今は25歳ですが、大学に行っていたころの、一生懸命青春をしていたころのことを思い出しながらやっています。

 

――いつも男っぽい現場が多いなかで、今回、女性も多い現場はいかがですか?

町田:新鮮ですね。現場が明るいですね。僕、ひとりだけ男っていうこともあって、竹内涼真くんがいると安心します。ずっと男ばっかりの社会で生きてきたましたから(笑)。パイロットの学校も、女性はクラスに3〜4人で、全寮制だったので、男くさい生活。体育大も、今の劇団EXILEも男ばっかりで体育会系で。女性がいる現場は、だいぶ不慣れなほうかもしれないです。

 

――女性心を理解してないなって思うところは?

町田:はっきりしてほしい人って思っている女性は多いと思うんです。僕、結構、上下に女きょうだいがいて、兄妹の中でも常に2対1だったので女性にあまり強く言えないところがあるんです。そこを、女性に「強く言ってきてほしい」「ストレートに言ってほしい」って言われると、ちょっと苦手な部分ではあります。どうしても、当たり障りのないことを言ってしまうんですよね。そうすると、「はっきりしてない」と指摘されるし、言ったら言ったで怒りそうだし、って。女性から見た目線の男性像、わからないところがたくさんありますね。

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――バレンタインデーにまつわる思い出を聞かせてください。

町田:そうですね、今、思い出したのは、昔、僕がチョコをもらえなくて、でも、もらえてないってことはべつに言ってなかったんですけど、妹が手作りチョコをくれたことがありましたね。「どうせ、誰からももらってないんでしょう?」って。小学生のころの話ですけど、それは、すごく寂しかったという記憶が蘇りますね(笑)。手作りとかって、本来、嬉しいはずなのに、妹に恵んでもらったみたいな感じで。たしか、その年の最初のチョコはそれだったけど、その後、ほかの女のコからもちゃんともらえたと思います。

 

――これまでの人生で、最高のモテ期は?

町田:中学かな。ちょうど携帯電話を持ち始めたころで、ほかの学校の子とも連絡が取れるようになったんですね。野球部の遠征でいろんな学校に行っていたので、そのときに携帯電話の番号を交換してもらったりして。それは結構、ドキドキした記憶が残っています(笑)。当時、今とほとんど身長が変わらなかったので、ほかの学校に行くと、わあっ!って感じがあって(笑)。でも、そんな、モテモテ〜みたいなのはなかったです。モテたくてダンスを始めたくらいですから。

 

――理想のタイプは?

町田:今まで仲良くなる女性は、みんな体育会系の元気な女性が多かったので、そうじゃなくて、ちょっと、「大丈夫?」って声をかけたくなるような、守ってあげたくなるような女性に弱いかもしれないですね(笑)。それこそ、スミレさんとか素敵な女性だと思います。古き良き時代の女性って、人に対して丁寧ですし。古風な感じの女性は好きかもしれないです。

 

――今年は、どんな年にしたいですか?

町田:暇ないくらい働いてみたい。いろんな作品に挑戦してみたいですし、プライベートは、無趣味なので、何か趣味を作りたいなあと思います。

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