この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える!
【Q】「かねてからエッセイ集を出したいと考えているのですが、まずは、何からはじめたらいいのか。それから、どんな順番で何をしたらいいか教えていただけないでしょうか?」(龍賢さん・36・サービス業・島根県)
【A】「きれいごとばかりのエッセイなんて誰も読まない」(蛭子能収)
まずは日記を書くことからはじめたらいいと思います。それで日記の最後に、たとえば桜の木を見て「ピンクだな」とか感想を書いたらどうでしょうかね。また事件などを見て、それに対してどう思ったかを書き留めておくのもいいですよ。「昨日は、隣で殺人事件があった。怖かった」とか、ちょっと雑ですけど……。
あとは、自分の考えを包み隠さず、すべてさらけ出したほうがいいですね。コレを書いたら女房に怒られるとか、いくらなんでもコレは書けないな、などと制限してしまったら、ちっともおもしろくないと思うんですよ。人が傷つくことはあまり書かないほうがいいとは思いますけど、自分が傷つくことならどんどん書く。どんなことも秘密にせずにさらけ出したほうが、読み応えはあると思いますよ。自分が面汚しになって、精神的にグサッとくるかもしれないけど、そんな覚悟がないなら、エッセイなんか書かないほうがいいですよ。っていうか、オレ、エッセイストじゃないんですけど……。ま、いいか。
【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、
“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕!
この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中!
詳しくは特設ページへ。https://goo.gl/m7kkNV